杉山裕也がイン速攻で2節連続V！！

「BP京都やわた開設10周年記念」の優勝戦が20日に行われ、シリーズを牽引した杉山裕也が最後もインからビシッと決めて、前節の浜名湖に続く2場所連続優勝を飾った。

5日目の同時間帯は波高8cmという荒れ水面だったが、優勝戦は波高2cm、向かい風1mと穏やかな水面コンディションで行われた。S展同様に進入は枠なり3対3。スリットを制したのはカド4コースの小林泰だが、イン杉山もほぼ同体。5コースの明石正之と2コースの林美憲が続く。1マークで「4番が見えたが、しっかり回った」杉山が1マークを先制。小林はまくって出るがターンマークを外し、そこを小林マークの明石がまくり差し、内から林が差す展開に。

バックでは早くも逃げた杉山が独走態勢。これを内から林、中を明石が追走。2マークで先マイの杉山に続いた林が2番手に抜け出した。明石は佐々木和伸を何とか振り切って3着に入線。3連単は1-2-5で1300円(4番人気)と人気サイドに収まった。

今節で当地4連続優出となった杉山は、4度目の正直でびわこ初優勝を達成。また、今年は常滑正月戦から一般戦では優出を外しておらず、前節の浜名湖から連続優勝と勢いづいている。