ボートレース浜名湖

浜名湖

上位着順差で大場敏がV戦1枠!

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「いい!直虎プロジェクト第1回井伊直虎カップ」は3日間の予選が終了した。予選最終日はあいにくの雨模様。回転調整を余儀なくされた形だが、敗者組では東健介磯村匠の伸びが光った。磯村は「雨が降っても行き足、伸びにターン回りがいい」と自信たっぷり。東は「足は悪くないけど、機力を出し切れてない感じ」と言うものの、7Rでは2着だったが、3連勝中だった後藤正宗の外から豪快にまくって25号機の力を改めてアピールした。

後藤はこの日5、4着と大失速。予選トップどころかまさかの予選落ちとなってしまった。「伸びは変わらないけど、行き足が落ちていました。調整が合っていませんでしたね」と、気象条件の変化に対応できなかった様子。表情からは悔しさがにじみ出ていた。

予選トップ争いは大場敏宇佐見淳が同率(9.00)で並び、1着本数で上回る大場が優勝戦の1号艇を獲得した。3日目もピット離れは抜群で、前半5Rでは2日目と同じく4枠から難なくインを奪って逃走劇を披露。固定戦の9Rでは2コースから差し切れず4着に敗れたが、「ピット離れに行き足、伸びのバランスも取れていい。トップの次のレベルで、微調整で行けます」と。自慢のピット離れを武器に2014年9月以来となる当地Vに王手をかけた。

宇佐見は前回と同じ49号機とのタッグ。初日から「前回の方が足は良かった」と不満を口にしていたが、「調整が合って3日目が一番いい。ターン回りがいいですね」とようやく納得の表情を見せた。「前回は全部の足が良かったけど優出できなかった。それが今回は首を傾げる状態で優出できたでしょう。分からないものですね」と感慨深げに話す。「やっぱり前回の足で戦いたいけど、今なら優勝戦でも勝負になる足です」と、現状を維持して頂上決戦に挑む。

格上の池田浩二西島義則は順調に機力の上積みをしてファイナル進出。池田浩は前検日から新ペラに調整を続けて「3日目は良かった。今日(6日)が優勝戦なら良かったと思えるくらい」と正解を導き出した。特長を問えば「出足型でしょう」と。「(最終日は)冷えるみたいだし、調整は必要」と、最終日もしっかりペラと向き合って更なるパワーアップを目指す。

西島は「行き足がいい。初日ドリーム戦で早くペラ(の形)が決まったのは良かった」と、2日目以降は本体をメインに調整。3日目は電気系統を交換。「スローの利きが良くなった」と思い通りの上昇カーブを描いて「2、3コースでも持ち味を生かせる」と、自信を深める。

林美憲はピットで評判の伸びを生かして4位で予選突破。乗り心地を課題としていたが、「グリップ感が出てきたし、乗りづらいのはマシになった」とほぼ克服。「エンジン自体はいいですからね」と笑顔を見せた。

最後に紹介するのは松田憲幸。初日から「悪い所がない」と足に不満はなく、この日は6コースからまくりを決めるなど躍動感あるレースを披露した。「変わらずバランスが取れています。足は上位だし、あとは回転を合わせるくらい」と好調キープ。混戦ならチャンスは十分だ。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 大場 敏 後藤 正宗
5上位級 西島 義則 東 健介 金田 大輔
4中堅上位級 梶原 正 岡本 猛 林 美憲 長野 道臣 寺嶋 雄 松田 憲幸 池田 浩二 小林 基樹 宇佐見 淳 山口 裕太 磯村 匠 宇田川 信一 今泉 友吾
3中堅級 高塚 清一 中里 英夫 松尾 宣邦 近藤 稔也 増田 進 畑 和宏 折下 寛法 杉江 浩明 泥谷 一毅 池田 雄一 西野 翔太 奈須 啓太 出村 卓也 小寺 拳人 染川 直哉
2下位級 中村 智也 多羅尾 達之 村上 純 川村 正輝 谷村 啓司 今林 由喜 野中 一平
1ワースト 野村 誠 古賀 雅晟 菊地 敬介