ボートレース浜名湖

浜名湖

白石健が今年初優勝!!

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最終日は気温が10度を上回る暖かい1日に。風はこの時期にしては珍しくホーム向い風が基本。しかし追い風や横風になる時間帯もあり、レースごとに変化する難しいコンディションだった。9Rまではイン逃げ8本、2コース差しが1回と内主導のレースが続いたが、選抜戦になると1コースの選手が続けて3着という小波乱。2連単も好配当となっていた。

そんな中迎えた優勝戦。6戦5勝でシリーズを引っ張ってきた1号艇の寺田祥に人気が集中。対抗人気も白石健が抜けていて、機力上位の2人によるマッチレースが期待されていた。

本番では4号艇の後藤翔之がピット離れで飛び出して、3枠の尾嶋一広は押し出される形で大外回りに。隊形は124カド563の並び。カドから若干のぞいた横澤剛治は1M強攻策に出ようとするが、後藤がこれに激しく抵抗して2人で大きく流れた。寺田はコンマ20と6番目のスタートだったが、インから先マイに成功。しかし、コンマ16のスタート決めて外に振り、幅を取って差した白石が1Mの出口で寺田を捕らえてバックは内に舟を並べた。そのまま2Mを内有利に運んで、白石が寺田を抑えた。道中で寺田が前に迫るシーンもあったが、白石が先頭を譲ることなく先頭でゴールを駆け抜けた。3着は6コースから最内を差した尾嶋。4番手争いは3艇による争いとなり、最終ターンで廣瀬将亨が決着をつけた。

勝った白石は昨年11月の宮島以来、通算64回目の優勝で今年は初。浜名湖は3度目の制覇となった。白石の次節は児島のSGクラシック。いい流れで乗り込めそうだ。また、24号機は周年記念の菊地孝平から3節連続で優勝。引いた選手には大きなプレッシャーがかかりそうだが、次回も大注目のエンジンだ。