河上年昭がエース機ゲット！

今節は4日間の短期決戦。予選3日間の得点率制で優出6人を決める。前検日の天気は晴れ。ホーム追い風コンディションで、時折強めに吹く時間帯もあった。九州は16日が地区選の初日ということもあり、今は記念級の選手も一般戦回り。峰竜太や岡崎恭裕のSGクラスの選手や、今井貴士、三井所尊春、松崎祐太郎ら実力者が多数参戦している。

初日メーンのDR戦で主役を務めるのは峰。最内有利なインに座り「出足が良くて、すごく乗りやすかった」と手応えもバッチリ。隙なしとみた。DR組の中では松崎が2連対率50％を超えるエンジンをゲット。「普通」と前検の段階では目立った手応えではなかったが、出足型で実戦になると力強さを発揮するエンジン。注目したい。

前節の記念でも噴いていたエース機は伏兵の河上年昭がゲット。こちらは「行き足、出足が良さそう」と好感触。菊地孝平が優勝した24号機は、地元の吉村誠の手に。「ぶっちぎりではなかった」と案外な手応えだったが、「分がいいことはいい」と、余裕はありそうだった。

地元総大将の金子良昭は「普通ぐらいだと思うけど、出足は良くなかった」と。4日間と短いだけに、いきなり整備も、と思われたが「取りあえず外周りで。今節は器の違う人間が何人かいるから厳しいんじゃないかな」とやや諦めムード。しかし初日は10R1回乗りと時間はあるだけに、手を施して戦える状態にはしてくるか。