岡崎恭裕がドリーム戦を制す！

初日は1日を通して雨。前検日に比べて気温は下がったが、気圧も下がり湿度が上がるという、回転が上がりにくいコンディションだった。エンジンの良さを感じていた大久保信一郎は「重さがあって、行き足がきていなかった」と1着発進にも納得せず。連勝の畔柳俊吾からも「重たい」という声があった。しかし畔柳は「行き足が良かったし、乗り心地もいいです」と仕上がりに関しては問題なさそう。

他に連勝は2人。地元の佐藤旭は「前半はインで逃げただけだし、後半は齋藤(勇)さんに作ってもらった展開。正直な話、連勝したけど目立った足ではないです」とトーンは上がらず。長岡良也も「特長はないです」と微妙な感じだったが「機歴通りには動いてます」とエンジンの手応えは感じていた。2、2着とまずまずのスタートを切った重量級の武田信一も「普段は伸びがこないんだけど、今回は展示タイムも良かった。伸びに関してはいいエンジンの手応えがある」と上々。

今節ツートップの峰竜太と岡崎恭裕は、ドリーム戦で先頭争い。インから先マイした峰に、岡崎がまくり差してバックで舟を並べた。結果は2Mを先取りした岡崎が勝利。鋭いまくり差しには、選手班長の金子良昭から「スピード違反でマイナス7点」と評価(？)されるほど。勝ち方は痛快だったが、本人の感触は「普通くらいで、峰くんと一緒ぐらい」と、そこまで良くなさそう。峰も「まあ中堅です」と前検日の手応えがなくなっていた。しかし共に超SGクラスの選手。旋回力でまとめて、優勝戦にはしっかり顔を並べそうだ。