石野貴之と瓜生正義が初戦快勝！

「SG第31回グランプリグランプリ/グランプリシリーズ戦」は22日に3日目が行われた。メインの「グランプリ戦」はシード組が登場し、2ndステージに突入。その1回戦では石野貴之と瓜生正義がそれぞれ勝利を飾り、最高のスタートを切った。石野は「1号艇で勝ててよかった」とニッコリ。エンジンに関しても「やっぱり坪井(康晴)さんにはスリットで半分ぐらいやられるけど、悲観するような足ではない」と上積みに成功した模様。

瓜生の方は顔を紅潮させて、「何か興奮していますね。1走目を無事に走り終えて、ホッとしているからでしょう」と。エンジンに関しては、「足併せで坪井(康晴)さんや松井(繁)さんと一緒ぐらい。やられることはないし、バランスがいいのが特徴ですね」と余裕の表情を見せた。

一方、インで敗れた菊地孝平は「自分のレースミス。足はいいと思うし、落ち着いていけば問題ない」ときっぱり。エース機の坪井はよもやの6着大敗だったが、意外にも表情は明るい。「行き足から伸びがいい。敗因は風が少し弱くなって、Sをビビった。そこだけ」と、変わらず足に関しては何の不安もない様子だ。2回戦からの巻き返しは当然ある。

一方の「シリーズ戦」は、4日目が最後の予選となる。3日目までの得点率でトップに立ったのは4走オール2連対の丸岡正典。出足を中心に上位の仕上がりだ。2位は白井英治、そして3位タイには節イチパワーの今垣光太郎と、齊藤仁、茅原悠紀の3選手が並ぶ。気になる準優進出の推定ボーダーは、6.17あたりか。

3日目のイン逃げは7本と2日目に比べやや減少も、やはりインの強さが目につく。ただ配当の方は大荒れで、3連単4万円台を含め、4本の万舟券が乱れ飛んだ。3日目は終盤で雨が本降りになったが、4日目は回復する見込み。ただ最高気温は14度で6、7度下がる予報が出ている。