グランプリ1stステージ組では岡崎恭裕が好ムード！

さあ、いよいよ年末恒例の“1億円バトル”のゴングが鳴る。今節から4節はデイ開催となる当地。その第1弾がボート界最大のビッグイベント「第31回グランプリ/グランプリS」だ。20日に戦いの火ぶたが切って落とされ、25日までの6日間に渡り、激闘が繰り広げられる。

その前検が19日に行われ、エンジン＆ボート抽選のあとS特訓が行われた。まずはメインのグランプリ戦。昨年と同じく賞金ランク上位6選手は2ndステージから(22日～)の登場となるが、他の選手と同じくエンジン＆ボート抽選とS特訓も行われた。注目のエース15号機は坪井康晴がゲットしている。

さて、まずは1stステージから登場する12選手の気配だが、1番の動きを見せたのは岡崎恭裕。「行き足から伸びが他の人より少しいいし、感触はよかった」と笑顔。山崎智也、井口佳典の感触も悪くなかった。ただ史上初となる兄弟での「グランプリ」出場を決めた篠崎ブラザーズが兄・元志、弟・仁志とも気配はもうひとつだったのが気になる。

一方のシリーズ戦では、今垣光太郎がいいエンジンを引き当てた。「前検ではいいエンジンの感じはなかったけど、たぶん大丈夫でしょう」と、自分に言い聞かせるようなコメント。前検のタイムでは、全ての出場選手の中でのトップが平本真之の6秒59、シリーズ戦では徳増秀樹の6秒60が1番だった。

気になる初日の天候だが、天気はゆっくりと下り坂で予報は曇り。最高気温は15度となっている。