浜名湖
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飯山晃三が逆転でV戦1枠を獲得!
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「浜松商工会議所会頭杯」は3日間の予選が終了。3日目は水面も穏やかで、予選最終日らしい激しいバトルが展開された。
2日目終了時点で得点率トップの北野輝季は前半の4Rでイン逃げを果たし、後半10Rは予選トップをかけて飯山晃三と対決。抜きつ抜かれつのマッチレースを演じたが、北野は2周2Mで全速ターンも振り込み、痛恨のエンスト失格。予選トップはおろか、優出もかなわなかった。1着で逆転トップ通過を果たした飯山とは明暗の分かれる結果となった。
その飯山は66号機の底力を引き出して、3日目を連勝。「ペラを大きく叩き変えて、行き足から伸びが良くなったし、ピット離れの不安もなくなった」と調整の正解を導き出し、満足の表情を見せる。優勝戦1号艇を獲得して「絶好のチャンス。スタートは期末だからボチボチ行くけど、行き足はいいですからね。他にいいスタート決められたら仕方ない」と、自分を信じてレースに集中する。
12Rでインの深谷知博をまくり、道中は後藤孝義との同期対決を制した川北浩貴が2位通過。「今節は何もしてないけど、ターン回りの違和感がなくなって、三拍子そろっています」と足には納得。ただし、「飯山選手は出てるね。スタートでどれだけプレッシャーをかけられるかでしょう」と。今節の平均スタートタイミングは飯山より早いだけに、逆転Vのチャンスはある。
青木玄太と川崎智幸はいずれも「伸びはいい人にやられる」と。ターン回りに重点を置いた調整で、好結果に結びつけた。5位の郷原章平は行き足、伸びを上向かせて持ち味を活かせる仕上がり。11号機はこれで3節連続優出だ。「機勝率を考えればいいけど、上にはかないませんよ。ぼくのは中堅上位です」と控えめだが、好スタートが決まれば一発は十分。
北野と不良航法で減点の杉田篤光が脱落して、西野翔太が6位に踏ん張った。初日連勝した時の鋭いピット離れが復活し、スタートしての伸びも強力。「2号機の雑賀(勇貴)選手の方が伸びは少し良さそうだけど、僕のは何から何までいい。総合力なら節一でしょう」と49号機の力に胸を張る。「6号艇ならピット離れにかけます」と、コース取りは1つでも内へ。穴党は注目の存在となる。
エンジンパワーランキング
【超抜】
川北浩貴、飯山晃三、西野翔太、北野輝季
【上位】
角ひとみ、雑賀勇貴
【中堅】
日高逸子、福嶋智之、杉田篤光、枝尾賢、郷原章平、原田佑実、青木玄太
【中堅】
陶山秀徳、川崎智幸、本吉正樹、福本忠治、金子建二、堂原洋史、藤井徹、田野邊秀樹、新藤哲三、山根大樹、大久保信一郎、宇野弥生、平田さやか、青木幸太郎、岩田優一、新出浩司、深谷知博、中山雄太、宮本紀美、乙津康志、後藤孝義、深見亜由美
【下位】
鈴木貴司、竹田広樹、吉田慎二郎、岡本大、水摩敦、佐藤享子、塩崎優司、上條嘉嗣