浜名湖
浜名湖
トップ北野輝季が機に手応え!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
「浜松商工会議所会頭杯」は2日目が終了。初日とは打って変わって晴天の下で行われたが、強めの追い風が吹いて、1Mはまくって攻めたボートが大きく流れるなど、混戦のシーンが多々あった。
それでも5Rでは郷原章平がスリットから飛び出して豪快にまくり快勝。看板機の1つである25号機の福嶋智之がインで人気を集めたが、「スタート全速で行ったのに、郷原選手に伸びられました」と白旗。郷原は「もらったままでも悪くはなかったけど、好きな仕上がりにしたかったのでペラを叩いた。展示タイムどおりに行き足から伸びが良くなっています」と思い通りの調整がかなって笑顔を見せる。9月に太田和美でV、前操者の渡邉昌成がデビュー初準優で1着通過、初優出をかなえた11号機だけに、更なる上積みがあっていい。
2Rでエース2号機の雑賀勇貴のインを叩いてまくり、高配当の立役者となった金子建二は後半6Rでも2着と好走。「初日のレース後にペラを叩いたけど、朝乗った感じで良くなかったから戻した。風が吹いてくれたのが良かった」と、赤城おろしで鍛えられた波乗り巧者ぶりをアピール。鈴木貴司が「グリグリ出てるじゃん」と囃し立てて金子の表情も緩む一方だが、「伸びというより、乗りやすいのがいいね」と。こちらは前節に北山康介がターン回りを武器に優出した29号機。11号と同じく上り調子のモーターだけに、この成績には納得だ。
西野翔太は4、3着と崩れ、初日連勝のインパクトある走りは影を潜めた。それでも道中は先行艇に詰め寄るシーンがあっただけに、さすがは49号機といったところ。本人いわく「回転が上がりすぎてパンチに欠けていたので、ペラを叩いていきます」と。ピット離れは初日ほどではないにせよ、他艇より分がいい。しっかり調整を合わせれば再び結果に結びつけるだろう。
初日ドリーム戦を快勝の北野輝季は、2日目も3、1着とまとめて一躍得点率トップに立った。直線は軽快そのもので、対戦した本吉正樹が「行き足から伸びは北野くんが良かったね。いい人とはかなわない」と。北野は「スリットからの足がいいし、ターン回りも悪くない。自分の好きな仕上がりですよ」とニッコリ。持ち味のスタート勝負が可能な仕上がりだけに、シリーズリーダーの座を守る可能性は大きい。
川崎智幸は回り足を武器に2日目唯一の連勝。川北浩貴も行き足の良さをアピールしてすべて舟券に絡む活躍。さらに地元巧者の杉田篤光と66号機の飯山晃三も優出圏内にいて、予選最終日も白熱のレースが展開されるだろう。
エンジンパワーランキング
【超抜】
角ひとみ、飯山晃三
【上位】
川北浩貴、西野翔太、北野輝季
【中堅】
川崎智幸、金子建二、福嶋智之、杉田篤光、郷原章平、雑賀勇貴
【中堅】
陶山秀徳、日高逸子、本吉正樹、福本忠治、堂原洋史、藤井徹、田野邊秀樹、新藤哲三、大久保信一郎、枝尾賢、宇野弥生、吉田慎二郎、平田さやか、青木幸太郎、新出浩司、水摩敦、青木玄太、深谷知博、中山雄太、宮本紀美、乙津康志、後藤孝義、塩崎優司、上條嘉嗣、深見亜由美
【下位】
竹田広樹、山根大樹、岡本大、岩田優一、原田佑実、佐藤享子
【ワースト】
鈴木貴司