
尼崎
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選抜戦10Rは上條暢嵩が冷静なまくり差し、11Rは山崎郡がインから逃げて大阪コンビが白星締め。ともにV候補の一角だったが、最後はきっちり貫禄を見せた。
注目の優勝戦。進入は波乱なく枠なり3対3だったが、レースは大熱戦。スリットはほぼ横一線で、島村隆幸が先マイ。その懐に鶴田勇雄が渾身差しでバック詰め寄る。2マークでは島村が抑え込むように全速旋回。鶴田も応戦ターンを試みるが、僅かに及ばず大流れ。そこを待ってましたとばかりに、石倉洋行と北川太一が差して2、3着位置に浮上。しかし、まだ終わらない。2周1マークで、先行する石倉のターンが僅かに膨れたところを、北川が差して同体に持ち込む。そこから北川が競り勝ち2着を奪取した。
優勝した島村は通算3度目、今年2度目、尼崎では初優出で初V達成。今節は通算200勝も達成して、終わってみればオール3連対と安定感も文句なし。今期も楽々A1ペースと完全復活を果たしているだけに、今後の走りからも目が離せない。
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