山田竜一の予選首位通過が濃厚！

前検から水面状況が悪かったが、ようやく風が収まって静水面の中で開催された3日目。強い追い風に序盤2日間は1枠勢が苦労していたが、1号艇が9勝と結果を出した。また、スピードも持って回った外枠勢の攻めも届くようになり、ダッシュ勢が上位着に絡むシーンも多かった印象。1枠勢が結果を出したことで万舟券は1本も出ず、本命から中穴までの配当が多かった。

予選ラストを前に得点率トップに立つのは地元の山田竜一。伸びは中堅域で、山田自身も舟足には満足している様子はないが、回り足の良さを生かしての手堅いレースが続いている。山田の予選ラストは2、1枠だけに上位での予選通過が有力だが、準優、優勝戦を見据えるのであればワンランク上の舟足を目指したいところ。

逆に2位につける松田大志郎、そして3位の大池佑来は気配面も上々で、山田の取りこぼしがあれば逆転で予選首位通過の目も出てくる。

一方、準優ボーダー付近では、齋藤篤、郷原章平、山口達也、井手良太、小野寺智洋など、多くの選手が外枠からのメイチ勝負。これらの選手の結果によって準優ボーダーも大きく変動することとなりそう。現在ボーダー下にいる中嶋健一郎や堤昇は4日目2走で結果を出した上で、上位陣の崩れを待ちたい。

エンジンパワーランキング
【超抜】
齋藤篤
【上位】
鈴木博、大野芳顕、松田大志郎
【中堅】
山崎昭生、山来和人、金澤一洋、土屋太朗、新藤哲三、川合理司、中村格、小野寺智洋、郷原章平、沼田克彦、沢田昭宏、大池佑来、嶋義信、中嶋健一郎、井手良太
【中堅】
中村裕将、森脇徹、山田竜一、堤昇、伊藤啓三、胡本悟志、山崎紳弘、松本庸平、藤山雅弘、若林友、井上尚悟、西野雄貴、伏見俊介、岡部大輝
【下位】
本部真吾、宮地博士、平野和明、藤原真也、早川尚人、岩田優一、宮崎奨、山口達也、田中京介、染川直哉
【ワースト】
山口博司、山下和彦、吉田裕平