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桐生
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初日は2Rあたりから雷雲が垂れ込め、一時は激しい雨が降る中でレースが行なわれた。気温は低下したものの湿気は上昇し、初日同様に各選手は回転調整に手を焼いていた。
今節は低調機が揃ったシリーズで、大きな機力差こそないが、やはり調整が難しい当地ではエンジンを仕上げる「腕」も見定めないといけない。多くの選手が「回転が合っていない」と訴えた中、主役の岡崎恭裕は「調整は外していないと思う」と頼もしい言葉。前半7Rは杉江浩明との激しい競り合いを制して「抜き」で勝利。後半12Rのドリーム戦ではインからきっちり逃げ切って初日連勝スタートを飾った。「道中の足の比較では良かったし、スリットでも下がらない」と舟足には満足げ。他の選手からも「岡崎さんは出ている」と絶賛する声が出ており、今節もV候補筆頭らしく優位にシリーズを引っ張っていくに違いない。
他では伏兵の森智也が楽しみな存在。2連対率40%のエンジン(24号機)を相棒に、初日4、6枠ながら2、1着と好発進。特に後半は6コースから鮮やかな箱まくりを決めるインパクト大のレースを披露。「外枠は嫌いじゃないので。最近はああいうレースができていなかったので良かった」と笑みがこぼれた。ペラ調整を戻して舟足は「ターン回りがきました」と上々。内枠2走の2日目で結果を出せば準優好枠も見えてくる。他では岡崎とV候補双璧の吉田俊彦の伸びが光る。また、初日6コース勝ちの関根彰人、回り足上昇の梶野学志らもいい気配を見せている。
なお、野長瀬正孝が前半5Rで負傷。後半12Rのドリーム戦を欠場し、帰郷となった。また、村上遼も私病のため帰郷した。
エンジンパワーランキング
【上位】
関根彰人、岡崎恭裕
【中堅】
落合敬一、松浦勝、吉田俊彦、梶野学志、前田健太郎、森智也、國弘翔平、金子和之
【中堅】
吉田稔、柏野幸二、田川晴美、白井友晴、白井弘文、天野誠、三野勝重、鈴木孝之、小川知行、松井賢治、坂井康嗣、深澤達徳、宇佐見淳、上野真之介、小林遼太、松下誉士、椎名豊、和田拓也、宮内直哉、仲谷颯仁、富澤祐作、岸蔭亮
【下位】
浅和重哉、菊池峰晴、金子順一、齋藤智裕、田中豪、小島大輔、杉江浩明、野末智一、角山雄哉、今泉友吾
【ワースト】
武田正紀
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