齊藤仁が優勝戦の1号艇！

予選1位通過の齊藤仁は、準優10Rでイン速攻。4カドから差しに変わった内堀学が2番手を追走。大外から最内を差した丹下健とまくり差した吉田敦志が激しく3番手を争ったが、寺本武司が3周1Mで丹下と吉田を捕らえて3番手に浮上した。2連単1-4は410円で3番人気、3連単1-4-2は1280円で5番人気と本命サイドで決着。

続く準優11Rは進入から波乱があった。ピット離れで先手を取った渡邊雄一郎がイン強奪。芦澤望と原田富士男は2、3コースがいっぱい。中村有裕もスロー4コースに構え、内田圭と清水敦揮がダッシュに引いて4対2の並びに。芦澤が大きく仕掛け遅れ、原田が外マイから首位をキープ。まくり差した清水が2番手猛追。中村と内田が3番手を激しく争ったが、2周2Mでインから追い上げた渡邊が外マイ捕らえて3番手に浮上。2連単2-4は3530円で9番人気、3連単2-4-5は1万7680円で41番人気の高配当が飛び出した。

最終12R準優は枠なり3対3の進入。1Mでイン坂口周がやや膨れたところへ、2コース吉田隆義が差し込み首位へ浮上。まくり差した江夏満が2番手。2Mでは、吉田隆と江夏の内懐へ坂口が切り込み、江夏はバランスを崩し後退。追い上げた里岡右貴が3番手に浮上した。2周2M、吉田隆に対して鋭く切り込んだ坂口が首位を奪取。2連単1-2は210円で1番人気、3連単1-2-6は1190円で4番人気と人気サイドで決着した。

優勝戦は齊藤と坂口が1、2枠に陣取り、同期コンビでワンツーを狙う。パワー充実の原田がどこまで食い込むのか、注目される。

エンジンパワーランキング
【上位】
原田富士男、齊藤仁、坂口周、吉田敦志
【中堅】
吉田隆義、寺本武司、芦澤望、幸野史明、内堀学
【中堅】
山口俊英、山田竜一、内野省一、岡本猛、新田智彰、内田圭、小林一樹、中村有裕、清水敦揮、奥田誠、江夏満、丹下健、渡邊雄一郎、藤原真也、星栄爾、里岡右貴、盛本真輔、鹿島敏弘、田中堅、植田太一、向井田直弥、川原祐明
【下位】
竹上真司、竹田広樹、森林太、前田義哲、川合理司、鋤柄貴俊、熊本英一、花本夏樹、半田尚也、下寺秀和、大山大我、松山将吾、鈴谷一平
【ワースト】
小寺拳人