長尾章平がトップで優出！

南からの追い風が吹き、下げ潮に変わった中盤戦から水面が悪化。6Rからは安定板が装着、8Rからは2周戦で行われた。

得点上位陣が外枠からの戦いとなったことで、ベスト6入りを巡る争いは最後までもつれた。2日目終了時点まで優出圏内につけていた柳田英明、宇野弥生、平見真彦、大池佑来が脱落、代わって赤坂俊輔、北中元樹、宮崎奨、木下翔太がポイントをアップさせてファイナルに進出を決めた。

そんな激しい優出争いを尻目に、5戦オール2連対の快走で優勝戦1号艇を手にしたのは長尾章平。前検日に「最近は全然自分が乗れてなくて…」と話していたのが嘘のようなレースぶり。舟足も「出足は自分が一番だと思っているし、優勝戦の中では一番いい」と絶対の自信を見せる。インから押し切り、約2年ぶりの優勝となるか。

一方、打倒・長尾を狙う他の面々だが、長尾とともに「節イチと書いてもいいですよ」と舟足に自信を持つのが紅一点の谷川里江で、優勝戦は3枠からの戦い。その両者に挟まれる2号艇に赤坂。ダッシュ勢は4枠から北中、木下、宮崎という並びで、木下は徳山、若松に続く3節連続Vにチャレンジする。

エンジンパワーランキング
【超抜】
谷川里江、長尾章平
【上位】
古賀勝則、赤坂俊輔、河野大
【中堅】
大塚信行、角ひとみ、中林秀人、山崎康弘、豊田聡、深井利寿、志道吉和、北中元樹、品田直樹、黒柳浩孝、三苫晃幸、大池佑来、平見真彦、中岡健人、木下翔太、大豆生田蒼
【中堅】
伸澤進、大内裕樹、今泉徹、木村浩士、宇野弥生、小松卓司、宮崎奨、田中堅、篠木亜衣花、高田綾、福田宗平、富樫麗加
【下位】
行谷吉範、塚崎勝、柳田英明、吉岡誠、細川明人、村上橋蔵、白石佳江、石倉洋行
【ワースト】
吉田健太郎、川崎誠志