久田武が3年ぶりのVを狙う！

2日目終了時点で得点トップに立っていた山田豊は、8R6号艇で6着。優出には成功したが、枠を下げてしまった。11R、勝負のイン戦できっちり逃げ切った久田武が優勝戦の1号艇をゲット。調整の合う多摩川できっちり仕上げてきただけに、優勝戦も期待できる。唯一の不安はスタート。前節の蒲郡でFをしているだけに、今節は踏み込みが甘め。3年ぶりの優勝を目指してメイチの勝負に出そうだが、あとはメンタルとの勝負になるだろう。なお、好パワーだった大場敏は12R不良航法で減点。繰り上がる形で天野晶夫が優出に成功した。

きつい前付けをする小島幸弘が4号艇に構えて、優勝戦はコース争いにも注目が集まる。深い起こしは避けられないが、出足、行き足がいいだけに、久田の押し切りが中心になるが、節イチパワーを誇る小島が1Mまでにノゾいてくればレースは荒れる可能性も。2コース得意の平田忠則は1Mごちゃつく展開になれば、差し浮上のチャンス。山田はレース足がいいだけに、ごちゃつけば突き抜けまである。展開を突ける乗り心地になってきた天野もレース巧者だけに、2、3着押さえたいひとり。品川賢次は単騎ガマシのスタイルになれば、強攻も侮れない。

エンジンパワーランキング
【超抜】
小島幸弘
【上位】
大場敏、品川賢次、野辺香織、長畑友輔、藤田靖弘
【中堅】
松堂留美、山田豊、藤井勝巳、金子建二、奥平拓也、天野晶夫、本部めぐみ、伊藤誠二、阿波勝哉、久田武、大場広孝、里岡右貴、藤山翔大、富樫麗加、倉持莉々
【中堅】
新井敏司、山下和彦、堀本裕也、平田忠則、小澤和也、古川健、松田竜馬、鹿島敏弘、永井亮次、有賀達也、田中堅、杉村賢也、梅内夕貴奈、白石有美
【下位】
島川光男、亀本勇樹、鈴木茂正、田山和広、川添英正、岸恵子、渡辺史之、西川真人