江戸川
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平本真之がまくり差しで当地初V!!
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「第40回報知新聞社杯」の最終日は朝から強い南風が吹く1日に。水面は大きく荒れ、約1時間遅れで1Rがスタートした。全レースで安定板を装着、1~3Rでは2周戦でレースが争われた。2つの準優戦は1号艇が共に敗れる波乱となり、優勝戦の1号艇を手にしたのは江戸川巧者としても知られる上平真二。今年4度目の優勝を飾れるかに注目が集まった。
追い風6M、波高5cmの中での戦いとなった優勝戦は、4号艇の麻生慎介がコンマ18のトップスタートを決めてカドから絞る展開に。その麻生に対してイン上平が反発し、1Mは広島両者で大きく競る形になった。そんな絶好の展開を逃さなかったのは5号艇の平本真之。5コースからスピードを持ったまくり差しで突き抜け、江戸川初優出で初優勝。これが今年初、通算では17度目の優勝となった。2コースから差し残した森仁志が2Mで村越篤を回して差し2着を確保。上平は2Mで浮上して何とか3着に入線した。
これまでは持ち味のスピード旋回が逆にクセのある江戸川では仇となっていた感のある平本。ただ「波は決して嫌いではない」とずっと話していたように、水面に苦手意識があったわけではなく、今シリーズが当地初優出というのも意外だった。「今までは攻めすぎて事故してるけど、今節は割と落ち着いてレースができている」事も、奏功したと言えよう。