秦英悟が今年初V！！

準優勝戦は直前から風が強まり、急遽、安定板がつくなど厳しい条件だったが、優勝戦は緩やかな向かい風と選手にとってはS決めやすい絶好のコンディションで行われた。1号艇の湯川浩司はコンマ05のトップS。1マークを悠々と先マイ。完全に逃げ切ったと思われたが、2号艇の秦英悟がグイッと湯川の内に艇を入れ並ぶと、バック直線で秦が伸び返し2マークを先取ってぶっち切った。湯川はワースト級のエンジンだっだけに、ここに来てエンジン素性の差が露呈した。

勝った秦は、行き足から伸びの気配が仕上がっており、得意のスピードターンが生きた形だ。連日好気配を見せていた岡部浩が追走し3着。外枠勢は、Sで完全に内枠勢の後手をとり、4着に深水慎一郎、5着に岡瀬正人、6着に佐々木英樹と続いた。

秦は、これで今年初V。通算V5となる。大阪の大先輩に真っ向勝負で競り勝っただけに、自信に繋がったに違いない。今後の活躍に注目。