ボートレース浜名湖

浜名湖

魚谷香織が人気に応えて優勝!!

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「ヴィーナスシリーズ第1戦 日本トーター杯アタック」は12日、優勝戦が行われた。向かい風での戦いとなった今節は25号機を超抜に仕上げた魚谷香織を筆頭に、平山智加川野芽唯長嶋万記ら銘柄級がシリーズを牽引。優勝戦も5人のドリーム組が名を連ね、残る一枠には今期A1ペースの樋口由加里が入り、実力拮抗のメンバー構成となった。

機力上位の魚谷が1号艇で圧倒的な支持を得て、2号艇の平山も票を集めた優勝戦。進入はスタート展示から動きがあった。6枠で大外を嫌った地元の長嶋が前付けに動き、展示では4コース。本番は3コースのスローに入り、進入は126カド345の3対3。

スリットでは枠番を主張した魚谷がインからコンマ08のトップスタートを決め、危なげなく1Mを先マイ。2コースの平山は長嶋を張りながら回り、4コースの川野もつけ回って、挟まれた長嶋は失速。平山と差し回りの平田さやかがバック並走となり、2Mは平山が全速ターンで平田を退けて2番手を確保。さらに2周2Mは川野が小回りで平田を逆転。魚谷、平山、川野の順で入線。ヴィーナスシリーズ第1戦は、2013年12月多摩川以来となる魚谷の優勝で幕を閉じた。2連単1-2は240円、3連単1-2-3は590円でいずれも1番人気。

後続の接戦を尻目に、魚谷は1分47秒5と2着の平山に2秒2の大差をつける圧勝劇を披露。初日からパワーの違いを見せつけて、ペラも「自分の形にしてから出足も回り足も良くなった」と思い通りに仕上げた。「出力低減機になってからは一番出てる」と25号機を大絶賛。初おろしのシリーズにして、早くもエース機誕生を予感させる快進撃だった。