ボートレース浜名湖

浜名湖

魚谷香織が選手から大評判の足!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

「ヴィーナスシリーズ第1戦 日本トーター杯アタック」3日目は、2日目の追い風から向かい風に変わって1Mに道中も大混戦。オール2連対で順調な航跡を描いていた山下友貴が後半12Rでまさかの転覆。選手責任と判定されて-5点の大ブレーキとなった。

平山智加は2走とも人気を集めたものの、1Mは攻めあぐねて後手に回り、道中追い上げて何とか3着で舟券に絡んだ。「ペラ調整がしっくりきてないというか、自分の思う乗り心地とターン回りが合ってない感じ。上がりタイムはいいけど、足は上がいますよ」と、4日目もペラ調整に集中だ。

3日目に連勝を果たしたのは長嶋万記森世里金田幸子の3人。長嶋と森はいずれもペラ調整に正解が出て、ターン回りを中心に好仕上がり。長嶋は「ペラ調整の方向が固まって、焼きを入れました。大分良くなってますよ」と安堵の表情を浮かべ、森は「回り足だけじゃなく、直線も良くなった気がする。スタートは風向きが変わっても行けました」と巻き返しに笑顔が弾ける。

一方、金田は2日目後半から3連勝と白星量産も表情は浮かない。この日は本体整備を施したものの、「ピストンリングを換えた後半(10R)のレース序盤は『良くなったかも』と感じたけど、3周目になったら足が落ちていてやっぱり良くないなぁ」と首を傾げる。「リングがなじんでくれたらいいな、という期待も込めてそのまま行くつもりですけど、良くなかったらまた何か考えないとですね」と整備の正解は翌日までお預けに …。

魚谷香織の足は力強さを増している。ピットでは複数の選手が「魚谷さんの足は違いすぎる」と証言。冒頭の平山も魚谷の名を口にはしていないが、ドリーム戦で先着を許した分、調整を余儀なくされている形。良化した長嶋でさえ、「魚谷さんにはびっくりするくらい差がありますよ」と…。当の魚谷は「初戦を終えてからペラを自分の形にして、良かった伸びに出足もついて全体に良くなっています」とにっこり。「スタートはもっと行ってもいいと思うけど、伸びがすごくいいから気をつけたいです」と課題を残すが、多少の遅れであれば十分補える足だけに、このまま頂点を極めても不思議はない。

エンジンパワーランキング
【超抜
魚谷香織
【上位
平山智加、豊田結、高橋悠花
【中堅
廣中智紗衣、長嶋万記、平田さやか、大澤真菜、山下友貴、樋口由加里、篠木亜衣花、森世里、野田部宏子、高田ひかる
【中堅
金田幸子、西坂香松、鈴木成美、喜多那由夏、加藤綾、西村美智子、木村沙友希、原田佑実、川野芽唯、矢野真梨菜、守屋美穂、坂咲友理、中澤宏奈、渡邉優美、伊藤玲奈、小池礼乃、小野真歩、千葉真弥、中村桃佳、勝又桜
【下位
野田祥子、菅野はやか、白石佳江、古川舞、真子奈津実、森田太陽、出口舞有子
【ワースト
坂口愛、米井里実