ボートレース浜名湖

浜名湖

魚谷香織が予選をトップで通過!

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「ヴィーナスシリーズ第1戦 日本トーター杯アタック」は4日間の予選を終えた。予選道中で激しいバトルが繰り広げられ、鈴木成美は不良航法による減点を喫して無念の予選落ち。野田部宏子はデビュー初のイン戦を制したが、待機行動違反で-7点。18位の中村桃佳の得点率は5.29で、野田部は減点がなければ5.33。予選突破は幻世となってしまった。それでも「スタートで放っても伸びたし、ターン回りも良かった。ペラの微調整程度で全体にいいし、エンジンはいいですね」と機力に自信あり。穴党にとっては準優前の資金稼ぎに打ってつけの存在だ。

予選トップ通過は魚谷香織。初日から伸びを中心に足はパワフル。出足や乗り心地も整えて「伸びを中心に足はいいですよ」と満面の笑みを見せる。「伸びがいいからスタートが怖いけど、4日目は全速で行けました」と課題も克服。準優を前に態勢は万全。あとはレースに集中だ。

2位は平山智加。こちらは出足を強力に仕立てて、持ち味の全速ターンでスタンドを沸かせる。「初動の違和感もなくなったし、乗り心地は良くなってますよ」とにっこり。「伸びは上がいるけど、乗り心地を大事にしたいので、気候に合わせて調整していくだけです」と、特長を活かして準優突破を狙う。

もう1つの準優1号艇は大激戦。4日目12Rで5号艇から白星をもぎとった川野芽唯が、平田さやか樋口由加里をかわして勝負駆けに成功した。「後半(12R)は調整がしっくりきていましたね。バランス型で競れる足です」と連日の調整にようやく正解が出た。

実力者が好枠を占めてイン優勢の準優勝戦となったが、機力伏兵と目されるのは廣中智紗衣と平田。廣中は出足が強力でピットでも好評。「4日目は2走とも合ってなかったですね」と反省の弁。ただ、機力の変調ではなく「レースの判断ミス」とのこと。「伸びでは上がいますけど、自分の形にしてから出足はいい状態ですよ」と調整の反応はしっかり出ている。準優は3号艇なら足の特長を存分に生かせる位置。展開を捕らえればトップゴールは可能だ。平田は「伸び型ですね」と33号機の特長を示唆。「出足はなかなかつかないけど、伸びなら上位の次と思う。起こしは気になるけど、そこを求めると足が落ちてしまう」なら、伸びを武器に積極策で一発を狙うか。

エンジンパワーランキング
【超抜
魚谷香織
【上位
平田さやか、平山智加、豊田結
【中堅
廣中智紗衣、長嶋万記、喜多那由夏、大澤真菜、樋口由加里、野田部宏子、高橋悠花
【中堅
金田幸子、野田祥子、西坂香松、鈴木成美、菅野はやか、加藤綾、西村美智子、木村沙友希、原田佑実、川野芽唯、山下友貴、矢野真梨菜、守屋美穂、真子奈津実、坂咲友理、篠木亜衣花、中澤宏奈、渡邉優美、森世里、伊藤玲奈、小池礼乃、千葉真弥、高田ひかる、中村桃佳
【下位
白石佳江、古川舞、小野真歩、勝又桜、森田太陽
【ワースト
坂口愛、米井里実、出口舞有子