ボートレース浜名湖

浜名湖

2日目はヤング世代が固め打ち!

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「匠vsヤング マンスリーBOAT RACE杯」は2日目が終了した。1~3枠に組まれたヤング世代が10勝の固め打ち。1、2枠での出走となった村岡賢人と中田竜太が連勝として、リズムアップに成功した。村岡は高勝率機の力を引き出し、後半7Rでは2コースまくり。差した北川幸典の追撃を振り切り、パワーの違いを見せつけた。しかし「正直言うと、勝率の感じはないです」と手応えはイマイチ。それでも「2日目は回転が合って、バランスが取れてきました。特にターン回りがいいですね。7Rは『差された』と思ったけど、押し切れたんで」と、調整の方向は合っていた模様。「ターン回りがいい方が戦いやすいし、現状維持したい」とレースに集中の構えだ。

中田は持ち味のスピードターンで魅了。2連対率34%機ながらパワーは右肩上がりだ。「特長は出足型ですね。調整が合ってないなりにも出足がいいし、レースはできます」と良化の余地を残しており、更なるパワーアップが見込める。

初日のドリーム戦では2着も、服部幸男に肉薄した深谷知博。こちらも好枠2走で連勝を期待されていたが、前半8Rの2コース戦は差し損ねてインの新井英孝の逃走を許してしまった。「ターン回りがイマイチでしたね」と、初日に示したウィークポイントは解消できず。「でも、調整の仕方は分かってきたので、ペラでしっかりさせたいです」と前を向いた。直線は変わらず軽快だけに、完調なれば白星量産態勢に持ち込むだろう。

匠世代はコース不利に泣いた形。そんな中で作野恒が孤軍奮闘。6、4枠で連勝と気を吐いた。前半2Rは5コースから4カド豊田訓靖のまくりに乗って鋭くまくり差し、後半9Rは固定のカドからまたもまくり差しで突き抜けた。「前半は豊田選手の方が足は良かった。僕のは回ってからの押しが良かったのでね」と勝因は出足、回り足にあり。「伸びでやられる人はいる」と課題を残すが、スリットを過ぎてからの加速感は引けを取ることはなく、機力にリズムと匠世代をリードしている。

地元の格上・服部はここまでオール3連対。しかしながら、機力を問えば「たいしたことないね」と言葉少な。レース後は慌しくペラ調整を続けている。

エンジンパワーランキング
【上位
作野恒、豊田訓靖、太田克哉、相原利章
【中堅
北川幸典、金澤一洋、新美進司、新田泰章、深谷知博、廣瀬真也、村岡賢人、中田竜太
【中堅
関忠志、中村義雄、山口哲治、山口俊英、新地雅洋、松本真吾、山来和人、長谷川巌、窪田好弘、出本正博、池上隆行、服部幸男、渡邊哲也、橋本久和、盛本真輔、沢田昭宏、下出卓矢、大井清貴、渋谷明憲、近藤友宝、小山勉、重木輝彦、杉山勝匡、荒井翔伍、新井英孝、大塚康雅、金児隆太
【下位
柳田英明、鶴本崇文、宮内直哉、山川雄大、高柳成聡
【ワースト
高山哲也