前節V機は相原利章がGET！

今節の浜名湖は『匠vsヤング マンスリーBOAT RACE杯』が6日間の日程で行われる。45歳以上の『匠』世代と30歳以下の『ヤング』世代がほぼ半数あっせんされ、4日間の予選は各世代が3人ずつ対決。予選の得点率上位18名が準優勝戦に進出する。初日は1～3枠が『匠』世代、4～6枠が『ヤング』世代となる。技とスピードの激突が見ものだ。

前節の優勝機・56号機はヤングの相原利章の手に渡った。しかしながら感触はイマイチのようで、「回りすぎていて、優勝したエンジン の感じがなかったです」と。調整の必要性を示唆しており、展示の気配には注目したい。Fで優勝は幻となってしまった15号機は、匠世代の高柳成聡がゲットした。こちらも「何か、いい機という感触はなかったですね。山来(和人)さんとダッシュで一緒くらいだったし。ここの40％台機みたいな手応えがあると思ったのに…」と拍子抜け。それでも「ペラの形はイメージに近いし、このままいってみます」とモーターの力を信じて挑む。

ドリーム戦も匠世代とヤング世代が激突。1枠には地元の大将・服部幸男が乗艇する。ただ、手にした20号機は近況低調。「ペラをたたいて乗ってみたけど、(前検の感触は)分からなかった」とトーンはイマイチ。一方、4枠に配された深谷知博は「行き足がいいし、 浜名湖では感じることがなかった軽快さがありますよ」と笑顔を見せる。ベテラン・服部の意地か、ニュージェネレーション・深谷の逆襲か。地元水面で熱いバトルが繰り広げられよう。

エンジンパワーランキング
【中堅】
山来和人、金澤一洋、作野恒、豊田訓靖、深谷知博、相原利章、宮内直哉、高柳成聡
【中堅】
関忠志、中村義雄、山口俊英、北川幸典、新地雅洋、松本真吾、長谷川巌、窪田好弘、新美進司、出本正博、池上隆行、渡邊哲也、橋本久和、柳田英明、太田克哉、盛本真輔、鶴本崇文、是澤孝宏、下出卓矢、大井清貴、渋谷明憲、近藤友宝、新田泰章、小山勉、重木輝彦、杉山勝匡、廣瀬真也、村岡賢人、荒井翔伍、新井英孝、大塚康雅、金児隆太、山川雄大
【下位】
山口哲治、服部幸男、沢田昭宏、高山哲也、中田竜太