浅見昌克が当地初優勝！！

「だいいちテレビファイティングカップ」は14日、優勝戦が行われた。最終日は朝から雨が降り続き、終始追い風の下での開催。後藤正宗と渥美卓郎が連勝、中島浩喜が2コース差しで格上の山田竜一を撃破するなど、地元勢の活躍が目立った。優勝戦は予選5戦4勝2着1回の地元・松下一也が1号艇。足は伸びを中心に節一の仕上がりで、圧倒的な人気を集めたが…。

進入は枠なり3対3。松下がインからトップスタートを切って先マイに成功したが、痛恨のFコール。コンマ01の勇み足で約3年ぶりの優勝はおあずけとなってしまった。3コースの芦澤望はまくり差し入れず、2コースの浅見昌克が繰り上がって先行し、後続の追撃を振り切った。芦澤は差し伸びてきた打越晶を2M先に回して差し切り、2周1Mは先に回って2着を確保。打越も3番手をキープし、以下、安田政彦、小林遼太と艇番順で入線した。

浅見は初日ドリーム戦で強力なピット離れを見せてインを奪い逃げ切るなど、出足関係は上位の仕上がり。「ここ最近は優勝していないし、浜名湖は(優勝が)1度もないので、チャンスをつかみたかった」と、恵まれながらも大願成就に笑顔が弾けた。2連単2-3、710円は2番人気、3連単2-3-4、1180円は1番人気。