ボートレース浜名湖

浜名湖

浅見昌克、佐藤旭が連勝発進!

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だいいちテレビファイティングカップが開幕した。前節の最終日は気温が20度を超えて春らしい陽気だったが、初日は10度前後と冬に逆戻り。前検日から「ペラはそのまま乗ってみる」といっていた選手がこぞって「回りすぎていました」と気温の変化に対応できず、着を落とすシーンも多々あった。

前検日には「ターン回りがいい」といっていた浅見昌克が連勝発進。前半4Rをイン逃げで制して、「朝の特訓で行き足が劣勢だったので、チルト0にしました。こっちの方がいいですね。行き足はしっかりしていたし、ターン回りは実戦でも良かったし、ドリームはこのまま行くつもりです」と。そしてドリーム戦は3枠からピット離れで飛び出してインを奪い、そのまま押し切った。「ピット離れはタイミングがバッチリ。展示で良さそうな雰囲気だったので、タイミングに集中していました」と勝因を明かす。「チルト0でも離れがいいのなら、あすもこのまま行くしかないでしょう」と今後はレースに集中だ。

もう一人の連勝者は、地元の佐藤旭。初戦はイン逃げ、2走目は高山智至幸野史明が大競りして流れたところを差しての逆転勝利。「出足や伸びの感触はまだ分からないけど、行きたい所に行けたし、押す感じもあったので展開を突ける足があります」とターン回りの良さを強調する。地元勢では松下一也も1、2着と短期決戦の初日としては幸先いいスタートを切った。

今節は7名が参戦している女子選手。その中で当地初登場の伊藤玲奈が3、2着と存在をアピール。どちらも強豪男子相手に競り勝ってのもので、スタンドは大いに沸いた。「前走地が江戸川だったので乗りやすくは感じるけど、『本当に乗りやすい』とまではいえないですね」と課題の乗り心地はきていないようだが、「ターン回りがすごくいいんですよ。そこがきていればレースがしやすいし、この状態をキープしたいですね」と笑顔を見せた。2日目以降も見せ場たっぷりの走りを見せてくれることだろう。

常駐記者の中で評判の38号機を操る矢野真梨菜は初戦5着も、対戦した田路朋史が「ピット離れから矢野選手が出ていた」と証言。その田路は最高勝率機の25号機だけに、矢野のパワーをより強く感じてしまう。「全部の足がいいですよ。回った感じも悪くないです」と本人の手応えも上々。伊藤玲に負けじと、同郷の先輩が活躍するシーンが目に浮かぶ。

エンジンパワーランキング
【上位
浅見昌克
【中堅
西山昇一、吉田徳夫、山田竜一、花田和明、松下一也、佐藤旭、矢野真梨菜、小林遼太、寺島吉彦、伊藤玲奈
【中堅
中島浩喜、打越晶、森弘行、安田政彦、原田智和、山本修次、伊藤雄二、安東将、塩崎優司、松田憲幸、森貴洋、深澤勉、池田浩美、内田圭、後藤正宗、芦澤望、山崎哲司、高橋正男、高山智至、永嶋裕一、幸野史明、金子賢志、中田友也、出口舞有子、渥美卓郎、中村桃佳
【下位
水長照雄、黒田誠司、桐本康臣、田路朋史、土屋実沙希、池田奈津美