前検はB級勢がアピール！

今節は久々の4日間短期シリーズ。A1級は地元の中野次郎を筆頭に、山下和彦、山本隆幸、永井源ら江戸川巧者に属する選手が多く参戦。ただ、レースぶりが活発な若手の名前も多く、初日から激しい星の潰し合いが予想される。

前検は南風と下げ潮がぶつかり水面がざわつく中でのスタート練習に。一番時計は山口の若手・森永隆がマーク。特訓では赤羽克也や東潤樹、渡邉雄朗らの動きが目立つなどB級勢が大いにアピールした形となったが、正味の気配診断は実戦を見てからということになりそうだ。

選抜組では山本が2連単率44％の60号機を引いたが、この60号機は近況下降の機。山本自身も「いい機の感じは全然しなかった」の談話。「数字があるモーターだしペラが合えば」と初戦までにペラ調整を急ぐ構え。調整力には定評があるだけに、60号機のパワーをどこまで復活させるかにも注目が集まる。一方で中野は低勝率機を引いてしまったが「ペラを叩いて班では伸びる感じがあった」とのこと。このあとは平和島でのクラシックが控える立場。ここで勢いをつけてSGの舞台へというのが中野が思い描く青写真か。

エンジンパワーランキング
【上位】
赤羽克也、渡邉雄朗
【中堅】
矢野素也、江野澤秀明、岡祐臣、稗田聖也、三川昂暁、東潤樹、坂井田晃、伏田裕隆
【中堅】
中村義雄、久田正晴、松本真吾、山下和彦、井川真人、岡部貴司、林美憲、飯野秀樹、川合理司、飯山晃三、山本隆幸、永井源、中野次郎、品田直樹、平野和明、浅野由将、市川美宏、中田元泰、土山卓也、尾嶋一広、高野哲史、若林友、三浦敬太、森永隆、松尾拓、染川直哉
【下位】
品川賢次、竹本太樹、片岡秀樹、秦英悟、東口晃、中山将、須田大輝
【ワースト】
伏島祐介