ボートレース浜名湖

浜名湖

優勝戦はスタート展示から注目!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

「ホテルnanvan浜名湖アタック」は3日間の予選が終了した。3日目は逃げ7本と、初日、2日目とは打って変わってイン有利の傾向が強くなった。しかしながら、8Rで1号艇だった大須賀友は先マイ決めたが2艇に差され、道中では一瀬明にもさばかれて4着。優出勝負駆けに失敗してしまった。「足は良かったのに…。1Mやってはいけないターンをしてしまいました」と悔しさを露わにする。

大須賀を撃破したのは三角哲男。最終12Rは自身が1枠に乗艇。難なく逃げ切り人気に応えた。予選を6戦5勝、2着1回とほぼパーフェクトの成績で堂々の予選トップ通過。「伸びはいい人にやられるけど、出足、回り足はしっかりしています」と出足型に仕上げており、今節は持ち前のスタート力も存分に発揮。当地7度目の優勝に王手をかけた。

地元勢では伊藤将吉石田章央のドリーム戦士が予選を突破。いずれも初日は機力劣勢だったものの、懸命の調整でパワーアップに成功。伊藤は「伸びはそうでもないけど、ターンマークをしっかり回れる足がある」、石田章は「良くなかった伸びは人並みになっているし、ターン回りは気に入っています」と回り足の良さをアピール。三角のV阻止へ気合の攻めを見せる。

遠征勢では玄馬徹柴田大輔大庭元明が優出を決めた。玄馬は冷静な展開の読みで着をまとめており、「出足型に仕上がっていますよ」と操作系の足は強力。柴田と大庭の福岡コンビは伸びを強調。大庭は「出足が良くなってバランスが取れてきたし、三角さんと足併せしてぼくの方が良かった。伸びなら中の上ありますよ」と笑顔を見せれば、柴田は「周りから『いいね』と言われてるし、伸びにターン回りと全部が問題ないです」と足には自信たっぷり。ただ、「スタートが初日からずっと行き切れてなくて…。前半レースのイン戦も早仕掛けして何とか持った感じ。足の良さを生かすにはとにかくスタートを行かないとですね」と課題を残す。

「大庭さんが外ですか。先輩にスタート連れてってもらって攻めたいですね」と意欲を示せば、大庭は枠番を知るや「よし!」と一言。柴田を機関車役として展開を突く作戦か…?スタート展示から注目したい。

エンジンパワーランキング
【超抜
三角哲男、柴田大輔
【上位
高山哲也
【中堅
宮迫暢彦、玄馬徹、大庭元明、國崎良春、小林晋、伊藤将吉、石田一吉、児玉旭、濱本優一、津久井拓也、大須賀友
【中堅
吉田稔、二橋学、宮内由紀英、前田光昭、岩谷真、道見数成、三好一、中谷有希、富永茂、一瀬明、石田章央、正木聖賢、亀山高雅、福田理、山本修一、柘植政浩、石塚久也、岩田優一、庄司孝輔、上條嘉嗣、池田剛規、齋藤達希、中田達也、加藤翔
【下位
島川光男、山崎義明、小寺拳人、鈴谷一平
【ワースト
永田純也