ボートレース浜名湖

浜名湖

三角哲男が一気に後続を突き放しV!!

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「ホテルnanvan浜名湖アタック」は28日、優勝戦が行われた。予選道中は追い風だったのが、この日は終始、向かい風が吹いた。1Rで齋藤達希が今節初のFを切ったのをはじめ、濱本優一前田光昭が転覆失格(いずれも選手責任)と事故が発生。万舟券は4本飛び出したが、そのうちの1つは津久井拓也が演出。3日目に「エンジンはいいのに勝ち切れない」と言っていたが、最終日は5Rで6号艇ながらピット離れで飛び出し3コースを奪取。まくり差し突き抜け鬱憤を晴らした。

波乱ムードが漂う中、夕闇迫る12Rに優勝戦が行われた。人気の中心は1号艇の三角哲男。浜名湖は大の得意水面としており、今回も初戦から危なげない走りで白星を量産。オール2連対で文句なしの予選トップ通過とし、足の仕上がりも万全だ。三角撃破を狙うのは伊藤将吉石田章央の地元勢、そして伸びを中心に節一の呼び声も高い柴田大輔も穴党の注目を集めた。進入は枠なり3対3。三角がインからコンマ07のトップスタートを決め。1Mを先制。旋回後は一気に後続を突き放し、早々とVを決定付けた。2コースの伊藤は三角の航跡をなぞって失速。カドから全速で回った石田章が2Mも握りマイで伊藤の追撃を振り切った。伊藤は3番手追走も、2周1Mで快速・柴田の差しを許し、早くも大勢は決した。

三角は今年は4場所で3度優出(多摩川・関東地区選を含む)しながら優勝はなかったが、5場所目の今回で待望の優勝を飾った。名人戦世代に突入しても充実ぶりは顕著。次回の戸田周年での活躍を大いに期待したい。2連単1-4、470円は2番人気、3連単1-4-5、2920円は12番人気。