ボートレース浜名湖

浜名湖

三角哲男と大須賀友が連勝!

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初日は追い風3~5メートルの下で行われたが、イン逃げはわずか4本。万舟券は3本飛び出すなど、波乱が続出した。8Rでは柴田大輔がまくり先制から宮迫暢彦を競り落として3万舟。両者ともに伸びは強力で、柴田は「前検日はチルト0だったので、マイナスにして乗った。こっちの方がいい感じでしたよ」とチルトの選択も吉と出た。

宮迫は前半の3Rで津久井拓也をまくり差して快勝。津久井が「スリットを過ぎてから、宮迫さんが出ていった」と証言していたが、「スタートは放ったんだけど、それでも出たんだから伸びが良くなってるんでしょう」とペラ調整が当たった。「もともと出足、ターン回りが良かったし、いいエンジンだと思います」と。ショートシリーズで2連対発進は大きなアドバンテージだ。

津久井の22号機も好モーターのひとつ。「僕のは出足がいいですね」と特長を示唆する。「宮迫さんだけが伸びるのなら、欲をかかずに出足重視で行きたい」と調整の方向を示し、後半11Rは2コースからインの一瀬明をまくりで沈めてパワーの違いを見せ付けた。こちらも2、1着とリズムは上々だ。

初日連勝を決めたのは、三角哲男大須賀友。三角は「足は普通で、力強さが足りない」と仕上がり途上ながら、当地巧者ぶりを存分に発揮。冷静な展開の読みで道中的確にさばいて、格上の貫禄を示した。大須賀は前半2Rで4カドから豪快にまくったが、「チルト0で展示タイムはいつもいいけど、伸びはそうでもなかった。それ以上にターン回りが全然良くなくて、ペラを失敗しました」とペラ小屋に直行。そして後半9Rは5コースから1Mの混戦をまくり差してバックで他艇を突き放した。「形を変えてすべての足が仕上がった。上位の一角ですよ」と笑顔が弾けた。大須賀は戸田で2度目の優勝を飾ったばかり。勢いに任せて今節も優勝戦線に名乗りを上げそうだ。

一方、地元勢は機力劣勢の印象。特に石田章央は「行き足が良くないから、余裕がないです」と苦しい足色。初日1、3着と意地を見せたが、調整に課題を残している。

エンジンパワーランキング
【上位
高山哲也、宮迫暢彦、柴田大輔、津久井拓也、大須賀友
【中堅
三角哲男、前田光昭、國崎良春、福田理、石田一吉、児玉旭、濱本優一、上條嘉嗣、池田剛規
【中堅
吉田稔、島川光男、宮内由紀英、山崎義明、岩谷真、三好一、中谷有希、富永茂、玄馬徹、一瀬明、大庭元明、石田章央、正木聖賢、亀山高雅、小林晋、伊藤将吉、山本修一、柘植政浩、石塚久也、岩田優一、庄司孝輔、小寺拳人、中田達也、鈴谷一平、加藤翔
【下位
二橋学、道見数成、永田純也、齋藤達希