向所浩二が1年3ヶ月ぶりの優勝！！

正月シリーズ「新春滋賀県知事杯争奪戦」の優勝戦。1号艇には、昨年に続いてシリーズ2連覇を狙う地元の馬場貴也。他の地元勢は、5号艇に吉川喜継、そして6号艇に新鋭の丸野一樹が構えた。準地元勢では兵庫の実力派・金子龍介、向所浩二が2、4号艇。そして大阪支部からただ1人の優出者はデビュー初優出の権藤俊光と、注目すべき選手が揃った。

風もほとんどなく、水面は絶好のコンディション。枠なり3対3でスタートしたが、インの馬場、2コースの金子、そして3コースの権藤に痛恨のFコール。カドからコンマ01Sと辛くも踏みとどまった向所が、スロー勢が去ったバックストレッチで先頭へ。丸野、吉川喜が続き、そのまま周回を重ねてゴールとなった。

優勝した向所は1年3ヶ月ぶりの美酒。昨年は優勝ゼロに終わったが「調子も上がってきたので、今年はやります」と表彰式では力強く宣言した。一方、権藤にとってはコンマ01の勇み足とほろ苦い優勝戦デビューとなったが、初めて枠主張を実践したシリーズで優出できた経験は大きな自信に繋がったはずだ。向所と共に今年の活躍に期待したい。