森高一真が連勝も機力に不満

「ライブキャッチ杯」初日は緩やかな向かい風で、絶好の水面コンディション。状態の良さも影響したのか、当地にしては珍しく「まくり」が7本も決まった。

そんな中、優勝候補に推される森高一真は吉本正昭、金子賢志とともに連勝ゴール。SG覇者の貫禄を示した。3人ともエンジンのレベルは高いものの、森高は旋回後の押しには納得も、初動の掛かりや乗り心地には不満顔。今節のペラの形は三井所尊春バージョンにしているようだが、機歴などを考慮すると「もう少し伸びて欲しい」とのこと。機力に納得なのは吉本と金子で、エース機でスリット付近は文句なし。特にベテランの吉本はまくり連発と元気いっぱいで「乗りやすさは感じないが伸びる」と行き足から伸びに関しては自信満々だ。

一方、V候補の福田雅一、秋山広一、谷野錬志は中堅もなさそうで、整備も視野に入れて舟足に軽快さを出したいところ。

エンジンパワーランキング
【上位】
吉本正昭、金子賢志
【中堅】
菊池峰晴、梶原正、川原正明、森高一真、木田峰由季
【中堅】
登みつよ、間嶋仁志、上田隆章、木村恒一、井芹大志、草場康幸、大田誠、芹澤克彦、山本浩輔、村上功祐、桐本康臣、野田祥子、香川友尚、深川和仁、大橋栄里佳、川崎誠志、中越博紀、岡祐臣、伴将典、横家翔一、平瀬城啓、古川舞、杉山勝匡、日笠勝弘、渡邉翼、倉持莉々
【下位】
土井内大助、鈴木貴司、今村賢二郎、福田雅一、池田真治、横井健太、秋山広一、岸本隆、榎幸司、喜多那由夏、谷野錬志、大山千広