桐生
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笠原亮が逆転で今年10度目の優勝!!
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4日間の短期決戦で争われた「第1回寿司の美喜仁杯」は最終日、シリーズのベスト6によって優勝戦が行われた。6号艇の原田篤志がピストンリングの交換を施したが、他の5艇はプロペラの微調整程度で決戦に臨んだ。
進入は枠なり3対3で折り合い、レースが始まった。スリットではイン鈴木博がコンマ08のトップスタート。3コース松田隆司もコンマ09の早いタイミングで、2コース福島勇樹がコンマ19とやや遅れる中へこみの隊形となった。鈴木が先マイ、松田がまくり差し。この両者が先行して、笠原亮が2番差しのまくり差しで3番手を追走する展開となったが、BS中ほどで松田が鈴木の内懐に伸びて入る態勢。さらにそのあとから最内に笠原も伸びて、2Mは笠原が先取り。松田がこれを差し返しにいったが、わずかに及ばず、笠原が抜け出して逆転した。
笠原は前走地・芦屋チャレンジCに続く連続優勝。これがなんと今年10回目の優勝で、今年最大のビッグイベント住之江のSG「グランプリ」に向けて、絶好の弾みをつけた。
次節はGⅢ「群馬テレビ杯・オールレディース」。このシリーズが現行エンジンの使い納め、ラストシリーズとなる。