浜名湖
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予選トップ通過は川上剛!
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4日目は強めの追い風コンディション。選手のスタート勘を狂わせるだけでなく、1Mの旋回面でも風を気にしながらになってしまい、思ったようなレースができなかった選手もいた。そんな中、3Rで残念な事故が。スリットからのぞいて、まくりにいった杢野誓良と、インで抵抗しようとした上條嘉嗣が1M手前で接触。杢野は落水(選手責任)により負傷。3日目までオール舟券絡みと好調で、12日に40歳の誕生日を迎えたばかりだったが、無念の途中帰郷となってしまった。上條も痛々しい姿を見せていたが、気合で5日目も走る。「3日目の後半から行き足とか良くなっていて、多分出てますよ」と足には自信を持っているだけに、敗者戦でも注目したい存在だ。
4日間の予選を終えて、準優メンバーが出そろった。予選トップ通過を果たしたのはパワー抜群の川上剛。4日目はイン戦で敗れる小波乱もあったが「変わらず足は全部がいいです」と仕上がりには不安なし。準優は4日目の無念を晴らす逃走劇に期待できる。2位で準優進出は吉田俊彦。川上など超抜クラスの選手とは足の比較で分が悪いかもしれないが、他とは遜色なく中堅上位レベルは十分にある。最後の準優1枠は三嶌誠司がゲット。「ターン回りが良くて、出足の食いつきもいい。伸びは普通です」というコメント通りの足。「期末でスタートに勇気を持ててないですけど、準優は勝負だし、行きたいですね」と話していた。
磯部誠は4日目12Rで2着以上なら準優1枠という状況だったが、道中で逆転を許して3着。レース後は激しく悔しがっていた。それでも「足は全体的に良くなってます」と、ここにきて仕上がった様子だ。
三嶌、磯部がいる準優10Rは足のいい選手がそろっており、意外と激戦だ。前出達吉は「回り足が良くて、行き足もいい。そこからの繋がりで伸びにもきてます」と納得の足色。荒井輝年も「出ていく感じもあるし、足はバランスが取れてる」で、松井賢治も「全体的に良くて、ピット離れもいいから出れば取りに行きたい」と。そして4日目は6着2本に終わってしまった今坂晃広も「変わらず行き足が良くて、伸びていく感じがある」と。地元で唯一の準優進出、意地の走りで優出までも可能だが、6枠不利の克服が鍵になる。
他では浅見昌克、小野信樹、小野寺智洋、庄司樹良々、大塚信行もいい足。特に大塚はエース機の威力を存分に生かした4日目だった。「伸びだけじゃなくて全部がいい」という自信の仕上がりで、どこまで食い込むことができるか。
エンジンパワーランキング
【超抜】
大塚信行、川上剛
【上位】
浅見昌克、小野寺智洋、今坂晃広、庄司樹良々、前出達吉
【中堅】
小野信樹、三嶌誠司、荒井輝年、吉田俊彦、松井賢治、入澤友治、磯部誠、三浦裕貴
【中堅】
野添貴裕、川添英正、天野晶夫、森下勇、大庭元明、江本真治、白井弘文、松尾基成、小川知行、寺嶋雄、鈴木茂高、飯島誠、中島真二、伴将典、鹿島敏弘、土山卓也、平田健之佑、上條嘉嗣、権藤俊光
【下位】
三谷征伸、野田貴博、本部真吾、鈴木孝之、越智照浩、向後龍一、横家翔一、東口晃
【ワースト】
市川美宏、彦坂真太郎