柏野幸二が逆転の首位通過！

準優に向けて各レースで激しいバトルが繰り広げられた開催4日目。この日は緩い向かい風が吹く1日となったが、1号艇は3日目と全く同じ8勝2着2本の10連対という結果。2本の万舟券は飛び出したが、全体的に本命サイドの決着が多かった。

3日目終了時点で得点率トップに立っていた若林将は予選ラスト3、3着とポイントを伸ばせず、4日目1走を白星とした柏野幸二と佐藤翼が若林を逆転して準優1号艇をゲット。予選トップの柏野が優勝戦のポールポジションをかけて12R1号艇から戦うことに。

その柏野だがその舟足は選手間でもかなりの評判で、伸びは上位級を自負する荒井翔伍も「柏野さんの方が足はいい」と話すほど。F持ちながらスタートも安定して決まっており、準優も4日目同様にインから逃げ切り優勝にリーチをかける公算が大きい。一方、もつれそうなのは次位争いで優出のチャンスは誰にでもありそう。4日目連勝で3日目終了時点の18位からベスト12に滑り込んだ木村光宏は「水面が落ち着いたら伸びを求める」と一発仕様を示唆。勝負強さには定評があるだけに、足の上積みに成功するようなら当然、準優でも侮れない存在に。

一方、佐藤が1枠に座る準優11Rは佐藤に若林と関東地区を代表する速攻派が内水域を固める形。この両者に対して、笠原亮や深井利寿、飯山泰といった記念ウィナーたちがどんな戦いを見せるかが見どころとなりそうだ。

エンジンパワーランキング
【Sクラス】(超抜級)
内山文典、柏野幸二
【Aクラス】(上位級)
中村守成、川合理司、村上純、笠原亮、新出浩司、若林将、高野心吾、佐藤翼、荒井翔伍
【Bクラス】(中堅級)
三品隆浩、藤本佳史、木村光宏、大熊辰弥、村越篤、鈴木猛、深井利寿、飯山泰、永井源、黒柳浩孝、花本夏樹、馬場貴也、山口裕太、西舘健、小林泰、秦英悟、野間大樹、北山康介、相原利章、田中京介、岩瀬裕亮、上村純一
【Cクラス】(下位級)
藤井定美、中村裕将、細川明人、浅見宗孝、青木義一、福田理、林祐介、藤田靖弘、森晋太郎
【Dクラス】(ワースト級)
三宅健太、嶋義信、前田聖文