人気に応えて坪井康晴が優勝！！

5日目から降り続いた雨も上がり、晴れ間も見える中で真夏の静岡ダービーはファイナルを迎えた。1号艇の坪井康晴が圧倒的な支持を集め、前付けを匂わせた5号艇の金子良昭の動向に注目が集まった。進入は金子良が動かず、3号艇の大場敏が1つ内に入って2号艇の笠原亮が3コースへ。3対3の進入で、金子良は4号艇の今坂勝広をマークする形になった。

その今坂が4カドからスタート勝負に出たが、伸びは劣勢。スロー勢が盛り返してイン有利に坪井が先マイ。節一パワーを披露して、後続を一気に突き放した。大場は笠原のツケマイに沈められ、差した今坂と笠原による2着争いへ。2Mで今坂を先に回して笠原が差し返し、2着を確保。今坂が食い下がって3着に入線した。

坪井は6月の住之江以来、今年4度目、通算53度目の優勝。今節は行き足から伸びを仕上げて初日から白星を量産し、10月の地元ダービーに弾みをつける圧勝となった。2連単1-2、240円は1番人気。3連単1-2-4、610円は1番人気。