浜名湖
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準優はすべて2-1決着!
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「A級B級ハーフ スポーツ報知ビクトリーカップ」は準優勝戦が行われた。朝から雨が降ったり止んだりと天候は不安定。風の強さも一定せずにスタートに難色を示す声も多く聞かれたが、終わってみれば準優はすべて2号艇が1号艇を差し切り、2-1決着。
10Rは2コース巧者の平田忠則が赤坂俊輔を攻略。「足はバランスが取れて中堅上位。展開を突けているのは、足の裏づけがあるからでしょう」と納得だ。差し切られた赤坂はチルト0度を選択して臨んだが、「平田さんと伸びは一緒だったけど、ターン回りは全然違っていました」と出足系にロス。「ダッシュ枠になるので、伸びをつける調整も考える」と調整の方向を示唆する。
11Rは堤昇と山田雄太の地元勢が人気を集めた。1枠で楽インの堤は0台と果敢に踏み込んだが、「スタート行けたけど、3番(井手良太)が見えたので握っていったら掛かりが甘かった」と。「出足、行き足が良くて中堅上位」と足を評価するが、「5日目はピット離れが良くなかったんで、出るようにしないと」と課題を残した。山田雄は低勝率を覆す快速に仕立て、今節もファイナリストに名乗りを上げた。「足は初日が一番良かった。ペラを調整してそのときの状態に近づいています」と復調を示唆するが、「優勝戦を思うと、もうひと足欲しいですね」とまだもの足りない様子。最終日もペラ小屋にこもる覚悟だ。
予選トップの三角哲男は「イン3連敗か~」と苦笑い。「乗り方の問題かな…」と首をかしげるものの、「乗りやすくはなっているけど、上には上がいたね」と守田俊介を絶賛。「でも、逃げないとね…」と人気に応えられなかったことに悔いを残した。優勝戦は「ピット離れがギリギリだったし、まくれる伸びがあるってわけじゃないけど、ダッシュから行きます」と。今節は伸びで威張れるだけに、むしろ外の方が戦いやすい?三角を撃破した守田は「何も調整していなのに、良くなってました」と笑顔。「出足は三角さんより良かったですね」と、勝因を語る。「ピット離れを頑張って枠は主張したい」と当地巧者の底力を発揮する。
ピット離れが強力な堤が5枠になったことで、進入から難解な優勝戦。A1によるハイレベルの戦いに目が離せない。
エンジンパワーランキング
【上位】
野中義生、堤昇、山田雄太、田中孝明
【中堅】
赤坂俊輔、三角哲男、村岡賢人、早川尚人、是澤孝宏、山下和彦
【中堅】
大平誉史明、守田俊介、浦田晃嗣、野村誠、宇佐見淳、福田雅一、小澤和也、花田和明、河上哲也、友永明夫
【ちょっと不満】
山田豊、原義昭、上平真二、飯山晃三、平田忠則、宮野仁
【厳しそう】
多田有佑、渡邊裕貴、松下知幸、大久保信一郎、今村賢二郎、木山和幸