浜名湖
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野中義生が抜群の伸びを披露!
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「A級B級ハーフ スポーツ報知ビクトリーカップ」は3日目を終了。朝から快晴となり、湿気が取れたことにより、パワー機の威力が倍増。中でもエース機候補である25号機を操る野中義生の伸びが抜群。前半1Rは大外から一気のカマシを決めれば、後半6Rは3コースからスリットで飛び出して楽々とまくった。「回転の上がりが良くなって(パワーには)納得です。行き足がいいからスタートを決めやすいし、ターン回りもいい」と野中の表情も明るい。初日の減点を挽回し、予選突破も見えてきた。
堤昇は白星ゲットならずも、変わらずピット離れは節一。「レース足がいいし、全体に中堅上位」と言うが、記者の目には足は上位に映る。山田雄太は6コースから1Mは展開を捕らえることができなかったが、旋回ごとに前を詰めて3着でゴール。「伸びは変わらずいいし、ターン回りもしっかりしています」と現状の足には及第点をつけるが、「それでもまだまだ足は欲しい。回転が上がってきているんで、ペラ調整で合わせたい」と貪欲にパワーアップを目論む。
山田雄の伸びに警戒心を持っているのが山下和彦。「前半は三角(哲男)選手より先に回れたし、直線は普通以上あるでしょう。でも、山田(雄)くんの伸びに比べると…。欲の部分だけどもうひと伸び欲しいね」と。課題としていたターン回りは 「反応が良くなっているし、現状はバランスが取れています」と。準優好枠を目指して懸命の調整が続く。
三角は3日目までオール2連対と絶好調。「行き足から伸びがいいし、スタートも全速で行けている」と持ち味を生かせるデキではあるが、「ずっとターン回りがつかなくて…。いい伸びを落とさずにいかにターン回りをこさせられるか、そこが難しいね」と、出力低減機の調整はいまだ手探りのようだ。
予選突破を目指して勝負態勢にあるのは、山田豊、宇佐見淳、大久保信一郎、伊達正利。山田豊と宇佐見、伊達は機力上昇の兆しが見えるが、大久保はまたも道中競り負けてしまったように、コメントもトーンダウン。「コーナーで波があると乗れないし、本当に出てない。ペラ調整でしのぐしかないですね」と。スタートと旋回に頼らざるを得ない状況も、A1の意地を見せたいところだ。
なお、中里昌志は病気のため途中帰郷となった。
エンジンパワーランキング
【上位】
野中義生、堤昇、山田雄太、田中孝明
【中堅】
村岡賢人、三角哲男、早川尚人、大平誉史明、是澤孝宏、山下和彦
【中堅】
守田俊介、浦田晃嗣、上平真二、野村誠、宇佐見淳、福田雅一、小澤和也、赤坂俊輔、河原順一、花田和明、山田豊、原義昭、河上哲也
【ちょっと不満】
飯山晃三、平田忠則、宮野仁
【厳しそう】
多田有佑、渡邊裕貴、松下知幸、大久保信一郎、今村賢二郎