浜名湖
浜名湖
田中孝明が早くも完調宣言!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
初日、B級勢の勝利は2Rで早川尚人が逃げ切ったのみ。オールA1のDR組は上平真二以外の5名が前半戦で白星を獲得するなど、A級勢が格の違いを見せ付けた格好となった。
そんな中、大久保信一郎、松下知幸、浦田晃嗣、中里昌志は機力不足に悩んでいる。特に大久保は2走とも道中競り負ける不本意なレース。「全速でもスタートが届かないし、競ったら後手を踏んでしまう。これでは厳しいですよ」と呆れた表情。「ペ ラを大幅にたたいて、外周りを調整。これでダメなら本体整備も考えないと…」と、今後も多忙を極めそう。松下は早々にピストンリングを交換したが、「代わり映えせんね。また別の整備も考えないと」と首をかしげる。
平田忠則はDR1号艇で人気を集めながら、山田雄太にまくられてしまった。「スタートはあれが精一杯。それにしても、(スタートも足も)山田選手が上手だった」とお手上げ。「プロペラやるしかないですね」と気持ちを切り替え、調整に励む。
強力機のほとんどがB級の手に渡り、評判の38号機・田中孝明、25号機・野中義生も素性通りの動きを見せた。田中は4R、スタート行き切れなかったが、道中必死の追い上げで先行する齋藤真之を交わして2着を確保した。 「前検は自分が乗りこなせない感じだったので、ペラを大幅に叩いた」と自分のスタイルに持ち込み、「伸びだけじゃなく、全部の足がいいです。調整はもう何もしませんよ」と早くも完調宣言が出た。野中は初戦で不良航法により減点を喫したが、3、2着と舟券に絡む活躍。ただ、「普通に出ていると思うけど、「伸びる」って評判を聞いている分、すごく出ているとは…」ともの足りない様子。
野中のほかに地元勢で好調なのは、堤昇と山田雄太だ。堤は「出足、回り足に伸びと悪くないし、エンジンは悪くはないでしょう。ピット離れも出ますから」と、持ち味を存分に生かせる仕上がり。外枠でも積極的な進入から地元巧者ぶりをアピールしよう。山田雄は低勝率機と思えぬ強力な伸びを披露し、 初戦を快勝。DRもまくり攻勢から道中競り勝ち2着の活躍だ。「自分の形にペラを叩いて、直線がきた」と調整に正解を導き出しており、今回もファイナル進出の期待が高まる。
連勝発進の三角哲男は「出力低減機は久しぶりで、スタートも調整も掴んでいない」と控えめながら行き足の良さは際立っており、今節をけん引する存在となろう。
エンジンパワーランキング
【上位】
田中孝明、野中義生、堤昇
【中堅】
山田雄太、三角哲男、守田俊介、大平誉史明、是澤孝宏、宇佐見淳、山下和彦
【中堅】
福田雅一、村岡賢人、小澤和也、赤坂俊輔、花田和明、渡邊裕貴、富永正人、原義昭、早川尚人、河原順一
【ちょっと不満】
浦田晃嗣、上平真二、野村誠、飯山晃三、平田忠則、山田豊、中里昌志、多田有佑、宮野仁
【厳しそう】
松下知幸、大久保信一郎、今村賢二郎