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追い風がやや強めに吹く中、優勝戦がピットアウト。誰も仕掛ける事なく、予想通り高橋勲は楽なイン戦となった。枠なり3対3の隊形からスロー勢、そして渡邉俊介がゼロ台の踏み込み。松村敏がツケマイに出たが、秋元哲に張るように回されてしまった。両者が流れた隙に、高橋はバックへ悠々と先行。空いた1Mを差したのは渡邉で、2M、2周1Mと懐を狙った秋元をかわして次位を確保した。高橋は今年初V、通算では58回目の優勝。
また、今節が復帰戦だった井口佳典は最終日も不発。井口ほどの選手でも3ヶ月のブランクはかなり重かった。グラチャンまでに気持ちを切り替えられるか。
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