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初日は3連単万舟券が4本。特にメーンのドリーム戦は人気の角谷健吾が6着大敗となり、5万円を超える超高配当となった。レースは2コースから伸びてまくった長溝一生と、大外からまくり差した天野晶夫でマッチレース。バックではまくり差した天野が内に位置し、2Mを先取り。しかし二周1Mで長溝が差して逆転。しかし再び二周2Mで天野が差して先頭と、見ごたえのある内容だった。
足の比較では伸びは長溝が優勢、出足は天野の方が若干分が良さそうな感じだった。ともにシリーズの中でも上位級で、今後も活躍が期待できる。3着に入った松本勝也も「出足、回り足がきてる。ペラを叩いて反応がありましたね」とエンジン勝率以上の手応えを感じていた。角谷は「ガックリです」と大事なイン戦を落としてショックを受けていたが、足に関しては「長溝さんがいいだけで、自分も悪くはないと思います。調整はするけど、そんなにバタバタするようなことはない」と悲観していない。「気持ちを切り替えて頑張ります」と前を見ていた。
ドリーム組以外では、前田光昭が前検の感触通りの動きを見せた。特に良いのが行き足で「スタート放っても出ていくし、握り直した時の反応がいいね」と上機嫌だった。山谷央も良く「結局、何もしないでレースに行ったけど、やっぱりいいエンジンの感じがしますね。バランスが取れているし、乗り心地も問題なかった」と5コースからまくり差し快勝して笑顔を見せた。その山谷に差されて2着に敗れた西島義則も「ピットを離れてから先のところで加速していくし、行き足系統がいいんでしょうね」と手応えは良さそう。ピット離れの一瞬というよりも、小回りブイに向かうまでに内より出ていく感じだった。当地はその距離が長いため、締め込んでコースを奪いやすい仕上がりとみて良さそうだ。
エース機の栩本佑介は6、3着といい結果ではなかったが「バランスが取れて足はいいです」と。確かに初日7Rは競った相手よりも足は遥かに良かった。「後は自分次第です」という言葉を強調していたように、乗り手がしっかりすれば結果はついてくるエンジンということだ。
エンジンパワーランキング
【上位】
西島義則、天野晶夫、前田光昭、長溝一生、山谷央、栩本佑介
【中堅】
中辻博訓、中嶋誠一郎、佐竹恒彦、折下寛法、牧原崇、松本勝也、永田義紘、大谷健太
【中堅】
鈴木幸夫、片山友多加、星野政彦、窪田好弘、上田隆章、竹上真司、吉川昭男、大塚信行、角谷健吾、金子貴志、福田理、吉本玲緒、南部圭史、松下哲也、服部剛、中村辰也、高野心吾、角山雄哉、三浦裕貴、横家翔一、小林一樹、松下一也
【厳しそう】
富永茂、高田謙一、大塚浩二、大古場貴、村上祐次、大澤大夢、後藤麦、梅木敬太
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