北川幸典が逃げて今年初V!!

雨と風が強くなり、追い風6mのコンディション。スタート展示通り、折り合いのついた枠なりの3対3でスタート。ほぼ横一線のスリットから、イン有利に運んだ北川幸典が、まくらせず、差させずの冷静なターンで逃げ切った。次位争いは2コースから一番差しの下田哲也と2番差しの横澤剛治で伸び比べに。2マークを先取りした横澤がそのまま2着を確保。下田は木下翔太を回して差した分、届かず3着だった。

優勝した北川は「回り足が仕上がっていたし、(得意の)風も吹いていたのでイケるかな」とレース前の心境を暴露。危なげない逃走劇で人気に応えた。「ずっと流れが悪かったけど、今節はいいのを引いて優勝が出来た。出力低減(モーター)も分かって来たので、これからも頑張りたい」と。7月からはA2に降級するが、今年初VをきっかけにA1返り咲きを狙う。