連日話題を提供した伊藤誠二がきっちり逃げるか!

前半レースの時間帯では強い雨も降った開催5日目。かなりの湿気に調整面で苦労する選手は続出したものの、コンディションとしてはマズマズといえる水面でのレースに。1号艇は8勝2着3本の11連対、2号艇も8連対と相変わらず内水域が強い傾向。万舟券は1本のみで2連単3ケタ台というレースも多かった。

この日は準優2番勝負、そしてその準優と同じ枠、メンバーで争われる準優同枠戦がメーンだったが、結果から言うとどのレースも1号艇が逃げて快勝。伊藤誠二は前半7Rの白星で通算1500勝を達成した。ただ、1着こそ全て1号艇だったが2、3着争いは異なる結果となり、前半戦に1号艇以外で舟券に絡んだ選手で後半レースも絡んだのは飯山泰のみ。改めてボートレースの難しさを痛感する方も多かったはず。

優勝戦は1号艇から伊藤、原田秀弥、北野輝季、金子猛志、飯山、原田篤志という並びで、大挙18人参戦の愛知支部からは2名がファイナルに勝ち進んだ。今節は通算1500勝以外にも、3日目には通算1000本目の2着を挙げるなど連日話題を提供した伊藤。最後もきっちり逃げてメモリアル続きのシリーズを優勝で締めたいところだろう。

エンジンパワーランキング
【超抜】
伊藤誠二、原田秀弥、大串重幸
【上位】
原田篤志、北野輝季、松下直也、宮本裕之
【中堅】
飯山泰、金子猛志、村田修次、笠雅雄、道見数成、西川新太郎、平見真彦、小倉康典、黒柳浩孝、小林基樹、河合三弘
【中堅】
佐藤大介、広瀬聖仁、上田隆章、中谷有希、小野勇作、池田雄祐、平野和明、谷本幸司、山下和彦、北中元樹、鹿島敏弘、廣瀬真也、マイケル田代、彦坂真太郎
【中堅】
寺本武司、古川誠之、一色雅昭、牧原崇、小林純一、小島大輔、後藤隼之、太田潮、野口勝弘
【下位】
浅和重哉、先山健司