桐生
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金子良昭が逃げ切って70回目のV!!
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朝から雨模様となった最終日。午後8時半の優勝戦の時間帯になっても雨はやまず、2節連続で雨天のファイナルとなった。
さて、優勝戦は進入からもつれた。絶好枠に構えるのは抜群の舟足を武器に予選トップでポールポジションを獲得した金子良昭。ピット離れがいい6号艇・吉田稔は飛び出すことはなく、その内の5号艇・渡辺浩司が回り込んでコースを取りにいく。3号艇・江夏満はコースを譲らず、4号艇・真庭明志は外に出されて123カド564で折り合いがついた。
Sでやや先行したのは5コースの吉田だったが、インの金子良もコンマ16のSを決めて先マイへ。2コースの地元・橋本久和が果敢にツケマイを敢行したが、金子良はきっちりと受け止めて逃走態勢に入った。しかし、最内を差した江夏がバックで内から猛追し、舳先が金子良のボートに掛かりかけた。すると金子良はやや強引に前を締めて振り切ると、ようやく2Mで決着をつけた。
レース後の金子良は「危なかったけど勝てて良かった」と、ホッとひと息。ディフェンディングチャンピオンとして臨むはすだった4月の児島GIマスターズチャンピオンはフライング休みで出場できないが、気持ちはすでに次節のSG尼崎クラシックへ向かっている。「何としても準優には乗りたいね」と。一昨年にデビューした息子・金子萌の師匠として、まだまだ衰えるわけにはいかない。