ボートレース桐生

桐生

地元・金子賢志が完全Vに王手!

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前日に続いて極寒となった桐生。準優戦は気温2度、無風の中で行われた。準優9Rではインの濱野谷憲吾が快勝。「Sが不安」と口にしていたが、本番はインからコンマ16のSで圧倒の逃げを決めて優出一番乗り。2着争いは激戦となった。道中で久田敏之桐生順平渡辺豊が激しく争い、最終的には艇界屈指の旋回力を持つ桐生が2着に入った。

準優10RはF2の吉川元浩が、そのハンディを補って余りある鬼足で逃げ切り。6戦5勝オール2連対の強さで優出した。2着には柳橋宏紀が入線した。そして準優ラストの11Rは完全Vペースの地元・金子賢志が満を持して登場! この日はさらに足が良化し、他を圧倒する完璧な逃げを披露。無傷の6連勝で自身初の完全Vへ王手を懸けた。それにしても豪華メンバーとなった優勝戦。ベスト6のうち濱野谷、桐生、吉川と記念レーサーが3人。それを抑えて完全Vを狙う地元の金子という図式は非常に興味深い。さらに、機力で双璧の吉川と金子がファイナルにして初対決するのも楽しみだ。

正月開催では毒島誠が完全Vに王手を懸けて無念のF。そのときに優勝したのが金子だ。完全Vで毒島の身に起きた悪夢を払拭できるか?

エンジンパワーランキング
【トップ級】
金子賢志、吉川元浩
【上位
久田敏之、廣瀬将亨、和田兼輔
【中上級
濱野谷憲吾、桐生順平、柳橋宏紀、河合三弘、角谷健吾、石田章央、永井彪也、山本光雄、松元弥佑紀
【中堅
玄馬徹、矢崎誠一、小林享、奥平拓也、岩井繁、岡部大輔、中村有裕、浮田圭浩、村上彰一、藤原真也、籾山佳岳、山田佑樹、北川太一、伊倉光
【中下級】
松尾昂明、寺本昇平、表憲一
【下位
山崎聖司、廣瀬真也