江戸川
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難なく逃げ切った井口佳典がV!!
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台風などの影響もあり、都合3日の中止や順延があった「GⅢ第23回アサヒビールカップ」。勝って優勝賞金200万円を手にしたのは、1号艇で圧倒的な一番人気に推された井口佳典だった。
最終日は強めの追い風が吹き、1から6Rは2周戦、安定板は1から9Rまで装着。優勝戦の時間帯は北からの向かい風に一変。これが各選手のスタート勘にも影響を及ぼし、全員が20~30台のスタートに。
レースはインからコンマ24のスタート決めた井口に対して、センターコースがヘコむ形。コンマ21のトップスタートを決めた5号艇の荒井翔伍がまくり差しに構えたところへ、2号艇の柏野幸二が抵抗。その隙に井口が難なく押し切って、そのまま先頭でゴール。1Mのもつれを突いて艇間を割って入った6号艇の齋藤勇を、2Mで荒井が逆転して2着。柏野も齋藤を追い上げる形で3着に入線した。
「前回の記念では帰ってしまって、その恩返しをしたい気持ちは大きかった」と話していた井口。その言葉通り、さすがの強さを見せつけての今回の優勝劇。この後は中1日で地元・津のお盆レース、そして10月の常滑ダービーまでSG、GIの舞台を転戦となる。弾みをつける意味でも、大きな優勝になったはずだ。