ボートレース多摩川

多摩川

長田頼宗がV戦1号艇をゲット!

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「第52回スポーツニッポン賞」5日目。大激戦となったW準優戦。結果は4レースとも1号艇の選手が勝ったが、連下争いがもつれて優出争いは混戦。2走を3、1着とまとめた長田頼宗が優勝戦の1号艇をゲット。篠崎元志は1、4着で3号艇で進出。6、2着の地元の作間章がなんとか6号艇で優出を決めた。

絶好枠に座る長田は「出足、舟の返りには満足している」と、仕上がりには概ね納得の様子。「河村(了)選手の方が良さそう」とコメントはしているが、「フルダッシュで10から15が行ければ先に回れる」と。しっかりスタートを決めて、当地2度目のVを決めたいところ。8月若松で行われるSGメモリアルには多摩川の推薦で出場が決まっただけに、ここに賭ける気持ちは十分ある。2号艇は河村。選手間の評判は一番、本人も自信を持って「上位」とコメントしているように節イチとみて良い。「2号艇より3号艇が良かった」が本音だが、「1着を取れるセッティングで行く」と。すなわち、差しではなく自力まくりを視野に入れた仕上げにするつもりだ。ピンロク傾向の走りにはなるが、決まれば逆転まである。

3号艇は篠崎。「機歴を考えると出し切れていない」とややトーンダウン。「ペラは間違っていないので、問題はボートかな。中堅上位」とコメント。それでもターン力は今節随一、展開次第では突き抜けまである。4号艇は金子良昭。調整力は屈指の存在、凡機ながらしっかり優出したのはさすがの一言。それでも「行き足と舟の向きのバランスが取れない」と。出足、行き足がいい時は初日選抜戦のように篠崎よりも加速していたが、足と乗り心地がうまくマッチングしていない。外に伸びる立間充宏がいるだけに、調整も迷うところだ。

5号艇はその立間。出足、行き足重視の調整で4日目までは戦っていたが、準優出前半戦は「伸びを求めて調整して、伸びは良かった」と調整が合う当地で、ここ一番でもう一丁上積みさせてきた。優勝戦は「外だし、伸び一撃で。向かい風希望、スタートは10目指す」と。今節は0台も決めており、穴党は食指が動くコメントも残した。6号艇は作間。「試運転は篠崎、金子選手よりいいけど、本番だと一緒か弱いくらい」と。レースで威力が発揮されておらず、ギャップがある様子。自力で行ける雰囲気ではなく、あくまでも展開待ちになりそう。大事な乗り心地は「回ってないとメチャメチャ走りづらい」と。展示の動きで乗りやすくなっているか判断したい。

エンジンパワーランキング
【上位
河村了、内野省一、長田頼宗、立間充宏
【中堅
篠崎元志、山口裕太、松本庸平、是澤孝宏、作間章、奥平拓也、塚田修二、古場輝義、籾山佳岳、後藤浩、金子良昭、川上聡介、池田雄一、土屋昭、森下勇、池田真治、板谷茂樹、馬場剛
【中堅
永田啓二、増田弘喜、後藤陽介、坂口貴彦、宮内忠志、須藤隆雄、落合純、濱本優一、細川明人、道見数成、山口隆史、高柳成聡、片岡雅裕、伊倉光、松下哲也、中西宏文、中村智也、深川和仁
【下位
田中伸二、林慎一、黒柳浩孝