桐生
桐生
高橋英之が6年半ぶりの優勝!!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
東西に分かれて激戦を繰り広げてきた「ドラキリュウカップ・東西地区対抗戦」は、沖縄在住の東京支部・高橋英之の優勝で幕を閉じた。
前日の強風から一転し、優勝戦が行われた時間帯は無風。絶好の水面コンディションの中でファイナル決戦が行われた。番組確定後から注目されていた進入争いは、予想通り5号艇・滝沢芳行、6号艇・吉田俊彦が内をうかがう。しかし「絶対に枠主張」と言っていた4号艇・北野輝季は宣言通りコースを譲らず、結局は3号艇・鶴田勇雄が単騎ガマシとなる「12456カド3」で落ち着いた。インに構える高橋は今節も抜群のS勘。「Sは大丈夫!」と言葉通り、優勝戦でもコンマ15の好Sをしっかり決め、握って回った北野、差した守屋美穂の101期コンビの攻めを完璧に封じ込んで先マイ。圧倒逃げで通算6回目の優勝を果たした。
今節は「試運転では目立たないが、レース足がいい」と安定した舟足に仕上げ、荒れた準優では4コースからカドまくりを決めてポールポジションを獲得していた。優勝は2007年11月以来、実に6年半ぶり。今シリーズ前には来期(2014年後期)の勝率は6.17でA1級ボーダーを下回っていたが、今節の快進撃Vで一気にボーダーを超え、2期連続のA1級も視野に入ってきた。6月に不惑(40歳)を迎える男は、久々のVでまた新たな一歩を踏み出す。