ボートレース琵琶湖

琵琶湖

間隙突いた中島友和が優勝!!

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優勝戦は、気温6度、追い風3mの気象条件のもとで行われたが、まさかの展開で波乱の結末となった。

進入はスタート展示と同様に④清水紀克が前付けに動いて2コースに陣取り、地元・②中村有裕が3コースとなって、カドには③中島友和が入った。人気はもう1人の地元・①川島圭司で、④清水の前付けにも動揺せずしっかりインをキープした。進入隊形は142カド356。スリットはインの①川島がトップ通過したが、内から4選手はほぼ横一線で、アウト2者がわずかに遅れた。①川島の先マイに対し攻撃を仕掛けたのは3コースの②中村で、2コースの④清水はレバーを落として小さく回る作戦に。ここで①川島がツケマイの②中村に激しく抵抗。地元両者によるまさかの大競りで、大きく空いた1マーク。この展開を逃さなかったのがカド発進となった③中島で、まくる②中村をマークしてのまくり差しで悠々と展開を突くとあっという間に先頭に躍り出た。内を差した④清水がこれに続き、早くも1、2着はほぼ確定し、焦点は3着争いとなったが、この争いが大激戦。大外から流れ込むように押し上げてきたのが、今シリーズの台風の目となった超抜パワーの⑥伸澤進。一旦は完全に3番手に上がったが、②中村、そして①川島と地元勢の意地の走りに屈して最終的には5着に終わる。しかし、①川島が連を外し、3連単は3-4-2で15760円と大荒れの結果となった。

優勝した中島は、2011年6月の奇しくも同じびわこでの優勝以来、2年8ヶ月ぶり、通算で21回目の優勝となった。