鈴木諒祐が83走目で初勝利!

まずはうれしいニュースから。昨年5月にデビューした112期の鈴木諒祐がデビュー83走目で初勝利を飾った。レースは4カドからコンマ13のスタートを決めた鈴木諒が一気にまくる形で1Mで決着をつけての白星。前検から評判の伸びを伸びを見せていたが、そのパワーをレースでも発揮した。「ホッとしました」と安堵の表情を浮かべた鈴木諒、「波は思ってたより苦ではないかも」というのであれば、残る中盤戦以降も狙ってみたい存在に。

開催2日目はオープニングから万舟券が3連発となったが、4R以降は一変して平穏な決着が多かった印象。1号艇は4勝、2号艇は6勝と、イン絶対ではなかったものの、内寄りの選手が好走するレースが多かった。

予選2日間を終えて無傷の3連勝と飛ばすのは永井源。チルト1度らしい強力な伸び足を見せて圧巻のレースぶりを見せている。永井以外の選抜組も一瀬明、古結宏、池永太と2走2連対と手堅くまとめているが、山口達也はここまで2、5着。江夏満は負傷のため帰郷と明暗が分かれて…。山口はスロー枠2走の3日目が早くも正念場に。また選抜組以外では、伏田裕隆、島田賢人ら関東ヤング勢の好走が光っている。

超抜の伸びと選手間でも評判を集めていた今坂晃広だが、2日目12Rで痛恨の勇み足を喫し優出戦線から脱落。「自分でもビックリするぐらいに伸びていた」と話していただけに、何とも残念なフライングに。ただ、3日目以降は外枠からの戦いを余儀なくされるが「今坂さんの内側にいるのはキツい」という選手間の声も。F後で無理なスタートはいけないが、それでも破壊力満点の現状の伸び足は今後も他の選手の脅威となりそう。

エンジンパワーランキング
【超抜】
森貴洋、今坂晃広
【上位】
永井源、伏田裕隆
【中堅】
今井貴士、赤坂等、古結宏、川崎公靖、堤健一、加藤政彦、岩川仁士、藤田靖弘、鈴木智啓、北中元樹、島田賢人、平井紀之、鈴木諒祐
【中堅】
山口達也、一瀬明、杉江浩明、池永太、吉本玲緒、近藤友宝、樋口喜彦、飯島誠、岡田憲行、下河誉史、山本修次、三好祐樹、牛田祥二、木村仁紀、戸塚邦好
【中堅】
松尾宣邦、桑島和宏、岩永雅人、深澤勉、山本良一、齋藤達希、小川時光、野中義生
【下位】
谷口健一、宮井健雄