澤大介が前検一番時計!

5日間開催、得点率制で争われる今節の多摩川。主役は艇界屈指の実力を誇る田中信一郎。当地は相性も良く、12年5月には完全Vまであと一歩の走りを見せるなど、信頼度は高い。引いたエンジンは30％にも満たない平凡機だが、特訓の動きは悪くないだけに期待に応える走りを見せてくれそうだ。

この田中に挑むのが地元2枚看板の福島勇樹、飯山泰。飯山は新プロペラ制度以降は勢いにやや陰りがみえているが、多摩川はエンジンを仕上げてくる。そのうえ、引いた72号機は前節に角谷健吾が上位級に仕上げた好機。ボートが不安で乗り心地の心配は多少あるが、パワー勝負で沸かせてくれるだろう。福島は近況多摩川では凡機に苦戦、今節もワースト級のエンジンで不安が残る。機力の立て直しがないと苦戦しそうだ。

そのほか選抜勢では中岡正彦、星野太郎が好機。注目の61号機は澤大介の手に渡った。早速前検一番時計をマークしているだけに、豪快な攻めを見せてくれそうだ。

伏兵級では好練習の萩原善行、渡邊哲也、中林秀人、佐口達也、木下大將、井上大輔あたりに注目したい。

エンジンパワーランキング
【上位】
飯山泰、井上大輔、澤大介、川上聡介、星野太郎、木下大將、萩原善行
【中堅】
中岡正彦、佐口達也、大谷直弘、渡邊哲也、若女井正、松下知幸、金子勝利、松本浩貴、小黒竜吾、田中信一郎、中林秀人、嶋義信、永井彪也、吉村茂樹
【中堅】
石田章央、佐々木英樹、入澤友治、浦上拓也、片山竜輔、山来和人、奥平拓也、先山健司、川下晃司、永嶋裕一、寳田亮治、高柳成聡、西村豪洋、佐川正道、木幡純也、小島寿人
【下位】
福島勇樹、宮下元胤、小玉種生、加藤啓太、森竜也