ボートレース桐生

桐生

須藤博倫が有終の美となるV!!

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2013年をしめくくる「第7回ボートピアなんぶ杯」の優勝戦は31日、気温3℃、無風の中で争われた。

初Vに王手をかけた地元ホープ・金子賢志が1号艇に構え、もちろん断然の1番人気。だが、展示で枠なりだった進入は本番で波乱が起きた。ピット離れで飛び出した6号艇の地元・萬正嗣は小回りまでに4号艇・長田頼宗、5号艇・高橋勲の前を締めに行ったが、高橋は負けじと前付けに出て2コースに入った。並びは152カド364。初Vを狙う金子にとって、これが「不運」だった。

なんとかトップS(コンマ17)を決めた金子だが、2コースの高橋は差しではなくツケマイを選択。当然、張って回った金子のターンは大きく流れて共倒れ。この絶好の展開を3号艇・須藤博倫が見逃さず、最内を差す2号艇・中野次郎と金子の間を冷静にまくり差して突き抜け。内から食い下がる中野をバック直線で引きちぎり、2Mを先マイして優勝を決定づけた。

須藤の優勝は通算39回目。今年は記念戦線では一度も予選突破がなく、須藤のポテンシャルを考えると不甲斐ない一年であったが、今年ラスト2節で連続V。文字通り「有終の美」となり、来年の巻き返しへ向かう。